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ストックホルム・ケース

犯人と人質の間に共感が！

監禁事件などの被害者が、犯人と長時間を過ごすことで、犯人に好意的な感情を抱く心理現象「ストックホルム症候群」の語源となった事件を基にしたクライム・スリラー。

何をやってもうまくいかない悪党のラースは、アメリカに逃れるため、アメリカ人を装って、スウェーデンの首都ストックホルムで銀行強盗を実行する。彼は幼い娘を持つビアンカを含む３人を人質に取り、犯罪仲間のグンナーを刑務所から釈放させることに成功。人質と交換に金と逃走車を要求しグンナーと逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。

現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に、不思議な共感が芽生え始める…。

２０１８年／カナダ・スウェーデン／９２分／監督：ロバート・バドロー／出演：イーサン・ホーク、ノオミ・ラパスほか


［info］
若手落語家と浪曲師による創作話芸ユニット「ソーゾーシー」の沖縄公演。出演は、春風亭昇々、瀧川鯉八、立川吉笑、玉川太福 ｗｉｔｈ 玉川みね子の４組。2020年12月20日（日）桜坂劇場にて開催。前売り券、予約受け付け中。

＜問い合わせ＞
桜坂劇場
098‐860‐9555

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『週刊ほ〜むぷらざ』エンタメ・映画情報
第1740号　2020年12月10日掲載