ビューティー
2018年7月5日更新
リーフヘナでセルフケア|心も体も健康にアーユルヴェーダ
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を基に、スパを経営する株式会社i-PLANA代表の知念伽央梨さんが、その理論を紹介します。前回に続き今回は「オーガニックヘナ」の使い方について取り上げます。
前回(2018年6月7日発行・週刊ほ~むぷらざ)はオーガニックヘナをご紹介いたしました。今回はその特徴や働きについてお伝えします。
前回も書きましたが、「ヘナ」といっても品質、産地を含めさまざまで、良しあしの見極めが大切です。私が取り扱っているのはインド産のヘナで、オーガニック認証を受けたもの。実際に自分で使ってから気に入り、取り扱うようになりました。
ヘナとはミソハギ科(シコウカ)の植物です。世界でも最も最上級の品質を誇るラジャスタン地方で収穫されたヘナです。年間数万トンも出荷されますが20日程度で空輸で日本に入り、私の手元にその数日後には到着します。
木の皮などを粉砕するヘナもあるようですが、私が取り扱っているヘナは葉の部分だけを使うリーフヘナ。ヘナの葉には体に有益に働く成分が含まれると言われています。その成分は子宮など女性の体に優しいナフトキノン、肝臓に働きかけるローソニアアルベです。これらの成分によって、インドでは皮膚病のケアなどに使われてきました。
ヘナにはハーブをブレンドして塗布しますが、その中の一つアーマラキーはアーユルヴェーダが最もすすめるもので、頭皮や頭髪のみならず肌にハリやツヤなど、若々しさを与えてくれます。私が塗布したお客さまは数百人に上りますが、続けていらっしゃる方々は生き生きとキレイ。また、セルフケアをしたり、家族と一緒にヘナを使っている方も多く、暮らしに取り入れていることがとてもうれしいです。
しかし、オーガニックとはいえ、お肌がデリケートな方や内服薬や外用薬を使っている方は、時にかゆみや赤みが出る事もあります。使用する場合はヘナインストラクターに聞いて、パッチテストをしてください。
最近、話題の経皮毒により体や心に不調を感じる方は機会があればヘナパック(薄めに溶いたヘナを頭皮に短時間塗布)からスタートしてみることをおすすめいたします。
次回はヘナとその他のハーブの使い方、応用編をお伝えしたいと思います。
ヘナは髪のはえ際から塗布。暑い夏に冷性のヘナを使うと余分な熱が取れてすっきりする
セミナーを開催し、ヘナの良さをアピール
インフォメーション
- ヘナ体験会 1500円(那覇、中部、北部)
- ハーブ足浴&ヘナ 4500円
- ヘナインストラクター養成講座 8500円(認定証込み)
- ヘナブレンド・塗布応用講座 1万800円(ランチ付き)
- 美容師向けヘナ講座 2500円
※ヘナ体験会は那覇、中部、北部で随時開催。その他は北中城村のi-PLANAで開催。
株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨さん
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー
i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
メール/i-plana-okinawa@ked.biglobe.ne.jp
心も体も健康にアーユルヴェーダ
本コーナーは季刊「SeniorWave(シニアウエ~ブ)」と週刊ほ~むぷらざの連動企画。次回は8月18日(土)発行のシニアウエ~ブに掲載。
この記事のキュレーター
- キュレーター
- ちぃちゃん
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元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。