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COLUMN

金城真知子

2019年7月10日更新

自分の「感情」を感じる時間を|金城真知子コラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子が綴る「ホッとする沖縄時間」を綴ります。(vol.13)



〜〜 慌ただしい毎日の中で 〜〜

最近、家の中でもコーヒーを飲み切ることが増えてきた。
「ん?どういうこと?」と思われるかもしれないが、家での私は、仕事や家事や子どもたちのことで「あれもやらなきゃ」「あー、これも終わってない」「やばい、もうお迎えの時間だー!」とバタバタ動き回ってしまうので、コーヒーを入れても温かいうちに最後まで飲み切るということが少ない。

 注いだ時は「ホッと一息」のつもりで作ったハズなのに、腰掛けて一口飲み始めると「やらなきゃいけないこと」「出来てないこと」が押し寄せるように頭の中に浮かんでくるから、つい動き出さずにはいられなくなってしまうのだ。

 

 そんな私が、コーヒーを飲み切ることが出来るようのなったのは、ドタバタな日常の中でも「自分の感情に向き合う」と決めたからである。
それが出来るようになってからは、なんだか穏やかで心地いいな〜と感じる事が増えてきたので、少し紹介していきたい。


 

〜〜 なんで こんなにイライラしているの?  〜〜

最初のきっかけは、子どもたちが学校を休みたいと言い始めた頃からだった。

子どもに「なんで?」「どうして?」とたくさん質問をして、学校に行けない理由をなんとか聞き出そうとしていた私。

子どもには「ちゃんと今の気持ち、話してよ〜」「言葉にしてくれないとお母さん分からないでしょ!」と言っているのに、自分自身の今の気持ちは? と聞かれた時に、うまく言葉に変換できないということが分かったのだ。

 

「なんか分かんないけどモヤモヤしている」「うまく言えないけど、変な〜感じ」とか。。。司会やラジオなど「話すことを生業(なりわい)」としている私でさえ「自分の感情を言葉にする」のは難しい。

 小学生の子どもたちに向かって難題を言っちゃっていたんだな〜と反省しながらも、気づけたコトにとりあえずOKを出す。

 

そして、次の課題「それじゃー私はどう感じているの?」ということにフォーカスしてみる。。。すると意外なことに「別にフツー」とか「特別そんなに感じてない」とか(笑)大きな感情のうねりがある時は別として、普段の私は、自分の感情に鈍感になってしまっていたのである。

さらに深めるなら「私の一番好きなことってなんだろう?」「どんな時に心地いいって感じているの?」「今一番やりたいことは?」どれもすぐには答えが出なかった。。。

 

〜〜 自分の「心地いい」を知る  〜〜

 思い返せば、ママになってからの私は日々の仕事や生活に追われて、まずは「子どもたちのこと」を優先に考えるクセがついていた。「自分の好き」や「心地よく感じること」、ましてや「叶えたい夢」など考えたりすることがグッと減ってしまっていたのだ。さらに言うなら、立ち止まって自分のことを考えるのは「時間の無駄」にも思えていた。

それなのに、わが子に対しては「自分を大切にしてよ〜」とか「気持ちを抑えこまずに、思ったことは言っていいんだよ〜」とか「好きなことはどんどん伸ばした方がいいからさ!」なんて言っている。

 子どものことには敏感なのに、自分のことには超鈍感。もし自分が子どもの立場だったとしても、言葉と行動が合っていない親にアレコレ言われたくはない(ような気がする)。

 

「子どものために」って行動することは大事だけど「自分のために」のアクションは、親であっても、もっと大切にしていいと思う。

慌ただしい日々の中で少し立ち止まって、自分の「好き」を見つけること、「心地いい」を探すこと、そして、自分のために「時間やお金」を使うこと!

きっと、子どもたちにとっても「楽しそうな笑顔のママ」の方が嬉しいと思うから(^^)

 

そういえば、、、まだPARCOに行けてないな。。。

ママの笑顔のためにも、仕事の空き時間には、夏物ワンピースでも探しに行こう!
 




 



金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]
ほっとする沖縄方言 vol.13

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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