花蓮、高雄を巡る「台湾の旅」|SIMATABI台湾|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

彩職賢美|沖縄の輝く女性にインタビュー

COLUMN

SIMATABI

2018年5月31日更新

花蓮、高雄を巡る「台湾の旅」|SIMATABI台湾

那覇空港から約1時間30分。沖縄と距離も気候も近い台湾の桃園国際空港へ。台湾観光といえば台北が人気だが、今回は東部にある花蓮(かれん)、南西部の高雄(たかお)へと足を延ばす。両地域にしかない魅力を体感してきた。

花蓮の太魯閣峡谷。右側岸壁の中腹には手作業で切り開かれた道が通る
花蓮の太魯閣峡谷。右側岸壁の中腹には手作業で切り開かれた道が通る

燕子口。岸壁の穴でイワツバメが営巣することから命名
燕子口。岸壁の穴でイワツバメが営巣することから命名
 

未知の台湾 気軽に体感

花蓮
ダイナミックな峡谷

台北発の特急列車に揺られ、約2時間。花蓮駅に到着する。「台湾の裏山」とも呼ばれる花蓮は、山にも海にも近い自然豊かな土地。国内旅行者にも高い人気があるという。
その目的の一つが太魯閣(タロコ)峡谷。流れる川が、硬い大理石の岩盤を少しずつ削ってつくり上げた景勝地だ。大理石の岩盤は地層をあらわにしながら深い谷を形成し、谷底をコバルトブルーの川が勢いよく流れる。谷の深さに悠久の時の流れを感じるとともに、東西約20キロに渡って続くそのスケール感に思わず息をのむ。
手作業で切り開かれた断崖絶壁の道を進むごとに、風景は表情を変えていく。谷の幅が最も狭い「燕子口(イエンツーコー)」では、向かいの岩肌の美しい地層で視界が覆い尽くされる場面もある。
「何か記念に」という思いに駆られるが、国立公園になっているので、持ち帰るのは思い出と大量の写真データだけにしておこう。

七星潭。太平洋に面した砂浜がどこまでも続く。右下にある自動車と比べると、広さがよく分かる
七星潭。太平洋に面した砂浜がどこまでも続く。右下にある自動車と比べると、広さがよく分かる

慶修院にある88体の石仏は四国のお寺を表し、お遍路ができる
緑豊かな境内。和風の本堂がなんとなく落ち着く

緑豊かな境内。和風の本堂がなんとなく落ち着く
慶修院にある88体の石仏は四国のお寺を表し、お遍路ができる



先住民の心で

海の景色も壮大だ。広い砂浜が続く七星潭(チーシンタン)では、波打ち際で遊んだり、釣りをする姿が見られる。ゆっくり波の音を聞きながら、朝日が昇るのを待つのもいいだろう。
阿美(アミ)文化村では、花蓮の先住民・アミ族によるショーが楽しめる。文字を持たない彼らの歴史や文化、生活などが伝統的な歌と踊りで表現される。観客が参加できる踊りを踊る際は、先住民の気持ちになって楽しみたい。
日本統治時代の面影も残る。慶修院は、徳島県からの移住者が心のよりどころにと建立した寺院。四国のお寺を表す石仏が置かれ、一気に四国八十八カ所巡りができるのもおもしろい。さまざまな文化を受け入れながら暮らす人々のおおらかさが感じられる。

阿美文化村のショーには観客も参加できる
阿美文化村のショーには観客も参加できる




フェリーから見た高雄の街並み。中央右高雄85ビルは高さ378メートルあり、ランドマークとなっている
フェリーから見た高雄の街並み。中央右高雄85ビルは高さ378メートルあり、ランドマークとなっている


 

新旧共存の港町

高雄

花蓮空港から国内線で約1時間、南東部にある高雄へ。花蓮に比べ蒸し暑いこの地は、南北約18キロにも及ぶ台湾最大の国際貿易港がある港町で、台湾第2の都市でもある。先鋭的なデザインの建物が並び、無架線の路面電車・LRTが走る姿は近未来的とも言える。
港の一角では、明治時代に使われていた輸出用の砂糖やバナナの倉庫を改装。飲食店や雑貨店などが入居するKW2や商業施設・バナナピアとして、新旧入り混じったオシャレな雰囲気を漂わせる。
海を挟んだ向かい側にあるのは長さ11キロの砂州・旗津。フェリーで約10分の船旅を楽しんだ後、屋台や商店が軒を連ねる通りを抜けると砂浜に出る。外海の水平線上に何十隻もの船が浮かぶ様子は壮観だ。
台湾仏教の一つ仏光山の仏陀記念館には、仏教に関する文化財や資料、仏陀の舎利(骨)などが納められている。全て寄付により建てられたというから驚きだ。それだけ台湾の人々の信仰心が厚く、感謝を伝えたくなる思いをした人が多いのだろう。自分もそっと手を合わせてみる。

広大な敷地に建つ仏光山の仏陀記念館。金色に輝く巨大な仏像が目を引く
広大な敷地に建つ仏光山の仏陀記念館。金色に輝く巨大な仏像が目を引く

旗津のビーチではゆったりした時間が流れる
旗津のビーチではゆったりした時間が流れる

輸出用バナナの倉庫を改装した商業施設のバナナピア
輸出用バナナの倉庫を改装した商業施設のバナナピア


夜市で食べ歩き

台湾の人々は外食が基本。そのため夕方6時ごろから夜12時ごろまで、屋台が集まる「夜市」が各地で開かれる。 それぞれ特徴があり、例えば瑞豊夜市(高雄)では、食べ物だけでなく日用品や洋服などの屋台も軒を連ねる。六合夜市(高雄)は、日中は車道、夜になると歩行者天国となる。東大門夜市(花蓮)は広々とした通路に射的やクレーンゲームなど、子ども向けの店も多い。

多くの人でにぎわう六合夜市の様子。何を食べようか目移りしてしまう
多くの人でにぎわう六合夜市の様子。何を食べようか目移りしてしまう

東大門夜市の黄金蛋。ゆで卵にしょうゆやカレー、麹などの味を付けている。黄身はトロトロで、人気はピリ辛味
東大門夜市の黄金蛋。ゆで卵にしょうゆやカレー、麹などの味を付けている。黄身はトロトロで、人気はピリ辛味

瑞豊夜市の名物・翅包飯(ツーパオファン)。手羽先の中にチャーハンが入っている。コショウ、カレー、海苔などさまざまな味がある
瑞豊夜市の名物・翅包飯(ツーパオファン)。手羽先の中にチャーハンが入っている。コショウ、カレー、海苔などさまざまな味がある

六合夜市で若者に人気の「盆栽アイス」。アイスの入った植木鉢型のカップに食用ハーブが植えられている
六合夜市で若者に人気の「盆栽アイス」。アイスの入った植木鉢型のカップに食用ハーブが植えられている


手作りで学ぶ文化

高雄には手作り体験ができる施設もある。珍芳カラスミ工場では、ボラの腹子を塩漬けにして乾燥させる、カラスミ作りができる。ボラの卵巣が台湾近海で大きくなることや、本物と偽物の見分け方、おいしい食べ方も教えてもらえる。
美濃民俗村は、中国にルーツを持つ客家(はっか)の街並みを再現。客家料理を味わえるほか、代表的な工芸品の一つ、紙傘の絵付け体験ができる。
オリジナルのお土産を片手に、高雄国際空港から那覇空港へと帰路につく。近いうちにまた来よう。「休みが取れたからふらっと」と、気軽に訪れやすいのも大きな魅力だ。

カラスミ作り体験で、塩を塗りこむ参加者
カラスミ作り体験で、塩を塗りこむ参加者

乾燥中のカラスミ
乾燥中のカラスミ

紙傘の絵付け体験。思い思いのデザインを楽しもう
紙傘の絵付け体験。思い思いのデザインを楽しもう


九州ほどの面積がある台湾。今回は台北から電車で花蓮に行き、そこから飛行機で南西部の高雄へ。高雄から沖縄への直行便もある
九州ほどの面積がある台湾。今回は台北から電車で花蓮に行き、そこから飛行機で南西部の高雄へ。高雄から沖縄への直行便もある
 



【読者プレゼント】
A.黒真珠フェイスマスク、珍芳炙りカラスミ、8種のドライフルーツ(1人)
A.黒真珠フェイスマスク、珍芳炙りカラスミ、8種のドライフルーツ(1人)


B.高潤ヒアルロン酸マスク、頂級鳥金XO醤、マンゴドライフルーツ(1人)
B.高潤ヒアルロン酸マスク、頂級鳥金XO醤、マンゴドライフルーツ(1人)


C.紙傘、高山茶(1人)
C.紙傘、高山茶(1人)
 

プレゼントのご応募は終了しました。
プレゼントの応募先
応募期間:2018年6月13日(水)必着
 



【取材協力】
チャイナ エアライン沖縄支店
チャイナ エアライン沖縄支店
098-863-1013
https://www.china-airlines.com/jp/jp



(台湾観光協会)


『週刊ほーむぷらざ』SIMA TABI 台湾
第1610号 2018年5月31日掲載

SIMATABI

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
SHIMA TABI

これまでに書いた記事:7

fun okinawa編集部が旅に出たっていいじゃない!! 週刊ほーむぷらざで紹介した旅情報も合わせて、私たちが行った旅先をご紹介していきます。

funokinawacolumswitch2016

TOPへ戻る