季節で変わるカラダケア~冬編~|仲眞愛鈴のコラム|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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仲眞愛鈴

2017年11月11日更新

季節で変わるカラダケア~冬編~|仲眞愛鈴のコラム

女性専門鍼灸サロン紅陽庵の鍼灸師 仲眞愛鈴さんのfunokinawaコラム[vol.07]

【季節で変わるカラダケア~冬編~】
 
足元が冷えると腰痛になる!!
 
嘘だと思いますか?
今回は、私の実体験を元に、季節で変わるカラダケア~冬編~をお伝えします。
 
東京で仕事をしていた時、友人に誘われて10月の海に入りました。
沖縄の感覚でいう10月の海はまだ温かいイメージですが、県外の10月の海は肌寒い。



天気も悪かったこともあり、海水温と秋風で私のカラダは冷え、寒かったのを覚えています。
それから数日後に私のカラダに起こったこと・・・
それは、ギックリ腰!!



当時、勤めていた治療院では、毎日重いホットパックを運んだり、サロンを動き回っていて、ふとした瞬間から腰に力が入らない。
重い荷物が持てず、ゆっくり動くことしかできない。
そうです、明らかに腰痛。
しかも、ギックリ腰になってしまいました。
腰の痛みに、足先の痺れ、それでも仕事は休めず出勤して仕事をする毎日する。
そのうち、「この先腰は治るのかな?仕事は大丈夫かな?」と思考回路までも不安に。
原因は、全て足元とカラダを冷やしたことによるものでした。
 
東洋医学では、『腎(腎臓)』が腰回りにあるため、腰痛は腎の症状として考えられます。
腎の大きな働きは、成長、発育、生殖に関する働きを生涯にわたって左右する非常に重要な生命力の源です。
生まれる前、母親のお腹の中で作られる『先天の気』と生まれた後から食べ物や環境の中で作られる『後天の気』によって『腎気(腎のエネルギー)』が作られ、この『腎気』が寿命と考えられています。
その生命に大切な『腎』が嫌うのが、『冷え』。
それだけでなく、カラダの冷えは免疫力も低下させます。
 
そう考えると、海で冷やした私のカラダにダメージが来たのが腰、もちろん仕事で重いものを持ち負担がかかっていたこともあると思いますが、最終的な決定打は冷えだったと今なら納得。


また、『腎』『不安・恐怖・恐れ』という感情を持っている為、当時の私の思考回路が不安になっていたのも理解できます。
振り返ってみた時に、やはりカラダの症状とココロの症状が、東洋医学の考え方と一致する!!
ますます、私が東洋医学にはまるきっかけになりました。
 
最近、腰痛がひどい、持病で腰痛がある。
一度、ご自身の足元、足首を触ってみて下さい。
冷たいと思った方は、その冷えが腰痛の原因かもしれません。
 
また、内分泌系にも関係ある『腎』は、環境ホルモンの影響を一番受けやすく、生殖器へも影響を与えるため、昨今増えてきている不妊の原因、甲状腺のトラブルも環境ホルモンの影響があると考えられています。
ということは、『腎』を強くすることで環境ホルモンの排泄ができるカラダを作れるということにもなります。

 

腎の働きを助ける食べ物

①塩気
寒い冬は、寒さに耐えるために塩気のある食べ物が必要です。
高血圧を気にするあまり、塩分を気にする方が多いのですが、必要なのは天然の塩(海水からつくられる塩)。
天然の塩には保温作用があるので、天然の塩でつくられた塩気の強い漬け物は、冬の寒さを乗り切る生活の知恵。
もちろん、精製した塩は、細胞からの脱水作用が強く血圧が上がりますが、天然の塩はカリウムやマグネシウムといった細胞の脱水を防ぐミネラルも入っているので、血圧を上げることはありません。
高血圧の本当の原因は、高脂肪、高タンパク、高糖分という欧米型の食生活です。
減塩よりも、きれいな沖縄の海水からつくられたミネラルたっぷりの天然の塩を食卓に取り入れて下さい。


 
②動物性タンパクを控える
動物性食品や白砂糖の取り過ぎは血液を汚します。
お肉などの動物性タンパクは代謝の過程で毒性の強いアンモニアに変化し、肝臓で尿酸に変えて腎臓でおしっことして処理します。
尿酸が増えすぎると、腎臓での処理能力を越えてしまうため血液中に逆流し、尿酸値が高い痛風となり、悪化すると尿毒症を起こすため人工透析になります。
肝臓と腎臓はここでも、大切な役割をするため『肝心(肝腎)』という語源にもなっています。



③海藻ミネラル
日本は大地のミネラルが川から海へ流れ出しているので、ミネラル濃縮エキスである海の恵みが大切です。
特に、昆布やひじきなどの海藻は、カラダを温める作用を持つ食べ物であり、カルシウムやマグネシウムなどの微量ミネラルを補給してくれます。
海藻には、細胞の再生やタンパク質の合成といった、成長、発育、生殖を助ける亜鉛という成分が多く、ビタミンCも多く含まれます。


 
④豆類
腎臓と類似した形の食べ物が小豆。
小豆は、利尿作用やむくみを取り除く効果があり、腎臓病の養生食として取り入れられてきました。
小豆かぼちゃは、糖尿病患者さんの養生食としても有名です。


 
⑤冬の根菜類
冬場にできる根の野菜は、エネルギー蓄積量が多く、カラダの芯から温まるため、『腎』に『精気(エネルギー)』として蓄えられます。
お鍋料理の季節になるので、ぜひ旬の根菜類をたくさん食べてください。


 
⑥黒色食材
黒豆、黒ゴマ、黒米、そば、海藻、ゴボウ、キクラゲなど。
黒色食材は、『腎』を活性化するミネラル分と内分泌を整える成分が多いので、一日最低一食は黒い食材を上手に取り入れてみてください。



口から入る食べ物で、カラダはできています。
腎のエネルギーである『後天の気』も食べ物でつくられます。
環境ホルモンに影響を受けている現代社会だからこそ、しっかり『腎』を整えることが大切です。
自律神経失調症やホルモンバランスの乱れ、不妊症も含め、『腎』のエネルギーを高めることで改善します。
 
腰痛、冷え症でお悩みの方、不安感や恐怖心が強い方も、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。
くれぐれも、足元の冷え対策もお忘れ無く!!
特に、カラダの冷えがきつい方、腎をしっかり整えたい方は鍼やお灸をすることで、効果を早く実感できます。
自宅で簡単にできるお灸のやり方もお伝えしていますので、お気軽にご相談ください。 
 
次回は、「妊娠しやすいカラダづくり」について紹介します。お楽しみに。






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妊活鍼灸師
沖縄県中頭郡中城村出身。大阪で鍼灸師の資格を取得。大阪、東京、沖縄の治療院・病院などで約3万6千人を施術。女性特有のホルモンバランス、自律神経の調整、鍼灸での妊活施術を専門に「あなたに寄り添う、やさしい鍼灸」をポリシーとして、2014年宜野湾市伊佐で妊活鍼灸サロン紅陽庵をオープン。

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