季節で変わるカラダケア~秋編~|仲眞愛鈴のコラム|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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COLUMN

仲眞愛鈴

2017年9月4日更新

季節で変わるカラダケア~秋編~|仲眞愛鈴のコラム

女性専門鍼灸サロン紅陽庵の鍼灸師 仲眞愛鈴さんのfunokinawaコラム[vol.05]
今年は、例年に比べ暑い毎日が続いていますね。
昨年から、沖縄には台風が来ていないので、サンゴの白化が気になる所ですが。
これだけ暑いと、私たちのカラダも変化に対応する力が必要ですね。
今回は、季節で変わるカラダケアのお話~秋編~です。



夏は湿度がありカラダから汗を出して体温を調整しますが、秋から冬にかけて空気が乾燥しやすい時期になります。
空気中に湿気が少なくなるとどうなるかというと、皮膚と同時に肺からもどんどん水分が失われ、水分代謝が悪い場合はカラダの砂漠化が進みます。
カラダの砂漠化が進むと、喉や鼻、肺の粘膜が乾燥し、ウイルスが簡単にカラダに侵入しやすくなるため、風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなります。
少し空気が乾燥してきたなと感じたり、皮膚のかさつきや、喉の痛みがあるときは、乾燥を防ぐために部屋の湿度を40%以上に加湿し、湿度を保つことでウイルスに対する抵抗力が増します。
湿度だけでなく、口から入れる食べ物も水分をたっぷり含む、ご飯やみそ汁、おひたしなどにするだけで皮膚にツヤや潤いが戻りますので、ぜひ意識してみてください。



また、夏場に水分を取り過ぎた場合は、水を吸収する大腸の根腐れ現象として、脱毛や浮腫(むくみ)などが起こることがあり、夏場に冷たい水分を取り過ぎないことが、次に来る秋口のトラブルを起こさない秘けつです。
秋は食欲の秋でもあるので、食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。
食べ過ぎは大腸で腸内腐敗を起こしやすく、リンパ管に汚れをためやすくなります。

秋口のカラダのケアで大切なのは「肺」「大腸」
この2カ所は外界に接している場所でもあります。

肺は、空気中のエネルギーの補給や体内の水分の調整を呼吸によって行い、カラダの中で生じた二酸化炭素や有害なガスを空気中に吐き出し、新鮮な酸素を取り入れるというガス交換もしています。
大腸は粘膜を通じて外界から入ってくる食物やバクテリアと接し、体内で生じた有害物質を便に変えて排せつし、余分な水分や汚れを皮膚の汗腺から発汗作用によって処理したりしてます。

外界に直接触れる肺と大腸には、リンパ管が網の目のように張り巡らされていて、その中にいる数々の免疫細胞が、カラダの防衛作用を担っています。
肺と大腸は人体で最大の免疫器官といってもいいのです。

肺のリンパ管が目詰まりを起こして流れが悪くなると、鼻水やせき、痰(たん)となって水漏れが起こります。
さらに悪くなると、くしゃみや喘息(ぜんそく)の発作を起こして水毒を抜こうというカラダの反応が出てきます。
花粉症の症状も、目から涙、鼻から鼻水、くしゃみを引き起こして、強制的に肺にたまった水毒を発散しようという排せつの症状なんです。



また、牛乳、卵、白砂糖をすべて含むケーキやアイスクリーム、チョコレート、菓子パンなどが好きな人に多いのが鼻のトラブルです。
水や清涼飲料水などの水分の取り過ぎも水毒をためることになるので、「肺」の弱い人は注意が必要です。
食べ物も最終的には水分に変わるので、水毒の傾向になる人は、食べ過ぎにくれぐれも気をつけてください。

肺を養生してくれる食べ物が、気管支と類似する中に空気穴のあるレンコンです。
レンコンは昔から、せき止めや喘息の妙薬として用いられてきました。
他の野菜と違って、レンコンは酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すという呼吸をしています。
呼吸器のトラブルに活用すると威力を発揮し、レンコンに含まれるタンニンには止血という働きがあるため、結核や鼻血、胃潰瘍のかっ血の時に、その搾り汁を一杯~二杯飲むと応急手当てができます。



また、大腸と同じ形の食べ物は、白くて、長くて、根の食べ物です。
大根や白ネギ、玉ねぎ、ショウガ、自然薯(ジネンショ)、くず、こんにゃくなどが当てはまり、辛みのある大根やねぎには発汗作用があり、「肺・大腸系」の働きを高め、くずや自然薯、こんにゃくには整腸作用があります。



秋になり空気が乾燥しカラダに症状が出てから頑張るのではなく、季節の変わり目から次の季節へのカラダづくりを始めてみませんか?
秋の風を感じたときに、ぜひ食卓から養生をとりいれてみてください。

次回は、「紙オムツや紙ナプキンのカラダに与える影響」について紹介します。お楽しみに。


 

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鍼灸師
沖縄県宜野湾市出身。大阪で鍼灸師の資格を取得。大阪、東京、沖縄の治療院・病院などで約3万6千人を施術。女性特有のホルモンバランス、自律神経の調整、鍼灸での妊活施術を専門に「あなたに寄り添う、やさしい鍼灸」をポリシーとして、2014年宜野湾市伊佐で女性専門鍼灸サロン紅陽庵をオープン。

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