まさかの初渡韓―極寒と噂の2月だったけど―|本村ひろみさん|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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COLUMN

本村ひろみ

2024年2月22日更新

まさかの初渡韓―極寒と噂の2月だったけど―|本村ひろみさん

フリーパーソナリティーの本村ひろみさんが、暮らしを楽しむアンテナを巡らせて日々の沖縄・風景をレポートします。fun okinawaコラム「おきなわ暮らし散歩 Vol.110」

2月の韓国って聞くだけで、震え上がるほど寒そうって思っていたのに、ひょんなことから韓国に行くことになった。2月14日にソウル。決まったのは1月の中旬。「えっ初めての韓国。それもめちゃめちゃ久しぶりの海外」と一瞬ひるんだけど、行くことにした。バレンタインに憧れの俳優チャンヒョク氏に会えることになったのだ。昨年末、チャンヒョク氏のポカアルバムを購入したら、それがサイン会の応募抽選にもなっていて、そんなまさか当たるわけないと発表の日も忘れていたくらい。その日エックス(旧ツイッター)のタイムラインでファンの人たちが誰か当たった?と騒ついていたのに、自分とは関係ないと思い込んでいた。しばらくしてパソコンを開いてメールをチェックしたら、ハングル語のメールが。なにこれ?って、友人にこんなメールが届いたんだけどって送ったら「何か応募したの?当選って書いてあるよ、おめでとう!」との返事。・・・ヒェー!!!!!
この時は舞い上がるというよりも頭真っ白。えっ?えっ?えっ?2月にソウルのこの場所(主催の事務所)に行くの?と疑問符だらけの私に、友人たちが急いで航空券やホテルなどを調べてくれて、あれよあれよという間に、私はバレンタイン前日、機上の人となった。


▲仁川空港

 こんな寒い時期のソウルにはヒートテックは必須とアドバイスを受けかばんに詰め込み、凍った道路でも滑らないためのシューズを履いて(それもかなり温かいモコモコ仕様)、20度を超えているお昼の沖縄を出発。仁川空港に降り立った午後3時過ぎには少し景色がかすんでいたけど、それほど寒くはなかった。まだ新しいキレイな第2ターミナルからソウル駅まで、快適な電車の移動。線路沿いに続く松の木。時代劇でいつも見慣れている風景に心がときめく。チャンヒョク氏の時代劇ドラマ「根の深い木」「推奴(チュノ)」「輝くか、狂うか」「私の国」では馬に乗って松林をさっそうと駆け抜けるシーンがありとにかくカッコいい。なんて考えているうちに高層ビルが並ぶ市内へ到着。ちょうど夕方のラッシュ時で地下鉄は混雑していた。東大門のホテルに荷物を置いて街を歩く。冷たい風も心地いいくらい。バスがすぐにやってきたので明洞まで移動する。平日の夜なので街はあふれんばかりの人でにぎわっている。屋台をのぞき熱々のチーズタッカルビを食べ、友人とプリクラを撮った。明日のバレンタインイベントなんてすっかり忘れてしまったかのように遅い時間までブラブラしたあと、そろそろホテルに戻って休むのかなと思いきや、東大門に着いたらそこでも夜の街歩き。ナイトマーケットをやっていてどこもかしこもにぎわっている。ここは眠らない街らしい。


▲東大門デザインプラザ

 ライトアップされた宇宙船のような東大門デザインプラザ(DDP)。近未来的なデザインは建築家ザハ・ハディドによるもの。清渓川を過ぎると、600年前に築かれた半円形の城門「興仁之門」。その周りには巨大な市場。気温はグッと下がっていたけど(多分)歩き過ぎて汗だくになってホテルに戻った。


▲清渓川
興仁之門

 いよいよバレンタインイベントの当日。朝からソワソワしているけど、せっかく韓国に来たからには「新羅の金冠」や国宝の「半跏思惟像」も見たい! ということで国立中央博物館へ。庭園の中にある博物館は感動の素晴らしさだった。できれば数日滞在して、ゆっくりこの空間を楽しみたいと思ったくらい。

▲国立中央博物館


▲国立中央博物館の庭園内にある青磁亭

 夕方、イベントが行われる会場へ。
その日のソウルも気温が16度まで上がり、日差しも出ていたのでコートが邪魔なくらいだった。高級住宅地にあるおしゃれな事務所。イベント開始1時間前に20人の当選者は会場に入ってチャンヒョク氏の登場を待った。韓国はもちろん、日本からも数人、他に上海、シンガポールとアジア各地の方々がいた。



予告なしにドアが開き、はにかんだ笑顔でチャンヒョク氏登場。その瞬間、会場の空気が変わり、みんなのテンションが上がってどよめきが起きた。韓国語でのあいさつは何を話しているのか分からなかったけど、きっと来てくれてありがとうって言ってたはず(笑)。イベントの流れは、一人ずつサインを頂き少しお話しもできて(通訳の方もいた)持参したバレンタインプレゼントを渡す。いよいよ私の番がやってきた。アクションスターの彼にはコレしかないだろうと、私は沖縄空手の型の本をプレゼントした。沖縄から来たこと話すと目を丸くして笑顔になり、空手の本は興味深そうに眺めてくれた。終始和やかに英語で話をすることができて大満足。沖縄にいらっしゃる際にはラジオでインタビューをさせてくださいと言うと、ぜひ出演しますと約束もしてくれた。彼は想像以上の優しいジェントルマンだった。そしてその後さらに夢のような出来事が。抽選でまさかのツーショット写真も!
そのポラロイド写真を見るたびに、今でもこれは夢?と思ってしまう。



翌日、早い時間の飛行機で沖縄に帰ってきたら、すっかり夏のような日差しになっていた。現実味たっぷり。午後から仕事してその日のうちにすっかり日常に戻りました。

今年はモテ期到来って1月のコラムに書いたけど、そんなまさかの2024バレンタインデーでした。

 

本村ひろみ

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ロマンチストなラジオDJ
那覇市出身。清泉女子大学卒業、沖縄県立芸術大学 造形芸術研究科修了。現在、ラジオ沖縄「GO! GO! ダウンタウン国際通り発」「We love yuming2(毎週 日曜日 19時~20時)」でパーソナリティーを務める。

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