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COLUMN

金城真知子

2021年11月25日更新

今を生きながら、未来の私と話をする|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子が綴る「ホッとする沖縄時間vol.75」を綴ります。

今回のコラムは、哲学チックで何が言いたいのか分かりにくい。
「いやいや今回だけじゃないですよ(笑)」なんて声も聞こえてきそうだが、未来を描きながら「私らしく生きる」ってなんだろう? なんてことを考え、なんとか言葉を絞り出した回なので、よろしければお付き合いください。

〜〜 忙しいと聞こえない声 〜〜

年末の足音が聞こえ始めてきた。
美容室では「今年もあと何日ですね」と言われ、通っている経営セミナーでは「立てた目標の達成率は?」なんて聞かれ、友人と話すと「彩発見キャンペーンで冬休みが楽しみ」って話をしている。

11月って、そんな感じだったっけ?

普段なら結婚式のトップシーズンなので、特別な日の『抜けモレ』がないか何度も照らし合わせながら、本番では、ありったけの気持ちを注ぐ毎日。一方で、家の子供たちのご飯の準備や土日の預かりスケジュールをお願いしながら、県内のホテルや式場を駆け回るという、処理速度3倍速くらいで日々を過ごしていた。

だから、この時期に今年を振り返るとか、冬休みの計画する楽しみを持つなんてカケラもなくって「今」だけを見て懸命に走っていた。

そっか、
仕事が減ったことで、やっと周囲からの声が聞こえるようになったんだ。

スケジュール帳を開くたび、空白が目立つ週末。
自分が必要とされていないようで、しょんぼりしちゃうけど、、、「余裕」とか「余白」って言葉に言い換えてみたら結構カッコいい。

せっかくできた余裕の期間だからこそ、顔を上げて、この先、自分はどう在りたいのか、どう進んでいきたいのか!少し先の『未来の私』と話をしてみたくなったのだ。




〜〜 環境を変える 〜〜

ちょっと先を描きたくなった時は「環境を変えること」を意識している。

特に、会社に属さずフリーランス(1人)で仕事をしていると、毎日顔を合わせるような職場の人も居ない。だからといって、いつもの部屋でいつものパソコンをカタカタしている場所では、描きたい未来も「いつもの延長線上で、ありがちな答え」を出してしまいそう。

だからこそ「場の力」を借りてみるのだ。

今回、どこにしようか迷っていた時に、絵本作家の友人が今年の夏至から始めたBOOKホテルが、すぐに思い浮かんだ。

オーナー自身が絵本作家であり、旅ライターの経歴もあることから、本とお宿に関しての並々ならぬ想いがあふれている場所。

ただ、一軒家なので1人で行くには広すぎるし、家族で行くのも今回は違う感じ。
プレオープンの夏から「未来に泊まれる券」を購入し、行ける日をずっと楽しみにしていたので、友人が都合を合わせてくれることが決まった時、
『ずっと行きたかった場所に行ける !』
それだけで心がウキウキして、モヤモヤ晴れない心に、新鮮な風が吹き込んだ気がしていた。




〜〜  丁寧な優しさが伝わる空間 〜〜

その日は静かな雨がパラパラ降ったり陽光が差してきたりと、まさに沖縄の冬らしいグレーなお天気だった。

2年ぶりに会う友人オーナーは、変わらず柔らかな笑顔で迎えてくれた。
会っていない期間もSNSのおかげで、新刊の出版や新事業をスタートさせるプロセスを知っていたので、会えていないのにつながっていた気分。本当に便利な世の中である。


本はもちろん、調度品の一つ一つ、そこに在るもの全てが丁寧に選ばれている宿の空間は、ありきたりな言葉で表現するのがもったいないほど、すごく優しさが伝わってきて心地がいい。

泊まったメンバーの中には、私と初対面の女性もいたのだが、周りが
「こんなに話している◯◯ちゃん、初めて見た〜!」というほど、その場に居るみんなの心が緩んで、会話があふれる夜になった。




〜〜 性分だから仕方ない 〜〜

ただ、誰かと共に過ごしていると、相手が話したいことや、
やりたいことを優先してしまいがちなのが、私の性分らしい。

未来の私を見つめるために宿泊したつもりが、今回も聞き役に回ってしまって、オーナーが選んでくれた数々の本を堪能する時間も、自分との対話も後回しにしてしまっていた。まぁ、性分だから仕方ない。

深夜3時過ぎ。。。
みんなに明かりがもれないように、1人こっそりバスルームにこもって、
温かいお布団にくるまりながら、読みたい本を読みふけった。

みんなと話す時間も楽しいけど、やっぱり私にとっては本を通して未来の私と出会う時間もぜいたくな1人時間。そして、気づけば、もう空が白んできていた。。。
心地よさに包まれながらも、
あっという間に「今の私」に戻る、チェックアウトの時間がやってきたのだった。



〜〜 今を生きながら 〜〜

大人になってくると、たくさんの役割の中で日々を生きている。

子供の親として、夫の妻として、、、仕事面では、職業や役職など、
お客さまや同僚との関係性において「役割」は変わってくる。

役割というのは、相手があってラベリングされるものだから、
社会の中で、今の自分を示す大切な要素にはなるのだが、

未来の自分と話したくなった時には、
その役割を「脱いでみる」のもアリかもしれない。
だって未来の私は、今の「役割」とは違う形で生きているかもしれないからだ。

日々、人との関係性の中で、今を生きながら、
環境を変えて、役割を脱いだ私と未来を語ってみる。

その小さな積み重ねが「私らしく生きる」につながっていくのかもしれない。








金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]
 

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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