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金城真知子

2021年2月10日更新

4世代が住まう家 〜新居にお引っ越し〜|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子がつづる「ホッとする沖縄時間vol.67」をつづります。

4世代が住まう家 〜新居にお引っ越し〜


〜〜 結婚13年目。夫の実家にお引っ越し〜〜

構想から2年。晴れて私たちの新居が完成した。
夫の実家を建て替えて住むことになったので97歳の大きいお婆ちゃんから幼稚園5歳の末娘まで、なんと4世代が住まう家!!  これまでは別々に暮らしていた二つの世帯が一緒に住むことになったのだ。



こんなふうに表現すると、さぞかし大豪邸を想像するかもしれないが、実際は結構なミニマム住宅。住む人数は増えたのに、建て替え前より小さくなって3分の2ほどのサイズに落ち着いたのだ。
これには道幅を広げる土地のセットバックや駐車場を広く取ったことなどさまざまな理由はあるのだが、1番はお義母さんの
「も〜ね〜、年取ったら大きいお家は掃除も管理も大変よ〜!」という言葉。
おかげでランニングコスト面でも、優しいサイズ感に落ち着いた。


〜〜 引き渡しの日 ・家へのあいさつ 〜〜

お世話になった建築会社さんからの引き渡し日。
冬空が久しぶりに晴れ渡って、とても気持ちいい日だった。
家創りに携わってくださった方々の前で、マスターキーを「ガチャン」と鍵穴に入れる儀式(建築中これまで使っていた鍵が使えなくなるので、施工業者の人も家内に入れなくなるらしい)で拍手が沸き起こる。



私にとっては、沖縄式の「お味噌(みそ)とお塩」の方が重要だった(笑)。引っ越しの度に実家の母親から何度も言われてきたお引っ越し儀式の準備。
台所にお味噌とお塩を供えて「これから引っ越してきますので、私たちをどうぞよろしくお願いします」と、おうちの神様に手を合わせる。
台所から見渡せるまっさらな床。まだ生活感のかけらもないリビング。見つめながら、これからどんな笑い声が飛び交うんだろうと、ひとり物思いにふけってしまう。。。にぎやかで楽しみな感じと、ほんの少しの不安を抱えながら、引っ越しの荷造りへと向かった。


〜〜 住み始めた初日から今日まで 〜〜

すべてが新鮮な香りに包まれた家で、娘が
「ママ〜! ホテルに泊まりに来たみたいだね!」
何度も自分の部屋とリビングを行き来しながら顔をほころばせて話す姿。段ボールが積まれた横で、壁付けされた大きなホワイトボードにお絵かきしながらはしゃいでいる。
「太陽出てるから、お庭にお水、あげてくるね〜」
「ちょっとじーちゃんの所に行ってくるからさ〜」
言葉のひとつひとつが優しく響いてきて、なんだかうれしい。




〜〜 親世帯と一緒に住むということ 〜〜

結婚して13年目。
夫の実家には、月に何度も行き来するほどの仲ではあったが、13年間ずっと別々に住んでいたわけだから、ちょっとした不安もあった。
お義母さんとは2人でホテルランチをしに行くこともあるし、お義父さんには幼稚園の迎えをお願いしたり、個人事業の相談をするほど頼りにしている。
これまでがすごく良くしてもらっていた分、一緒に住むことで近すぎて気を使ったり、逆に変な感じになってしまわないか・・・やっぱりいろいろ考えた。

だけど、住んでみて分かったことは「うん! なんか大丈夫そう!」という感覚。
おいおい感覚で話すなよ! って感じかもしれないが、
一緒に暮らすというのは「今この瞬間」だけを切り取ることでもないから、やっぱり正解があるわけでも間違いがあるわけでもない。

一緒に暮らす時の流れの中で、子どもの成長を喜び合ったり、親の背中が小さくなるのを感じたり、関わり合って頼り合って心地いい距離感を探していく。
きっと「その時の感覚を大切にしながら」毎日を積み重ねていくんだと思う。

それにしても、実家に住まわせていただけたことで、
私たち夫婦だけでは到底購入できない大きな敷地に、駐車場6台、お庭付き・畑付きの一戸建てに住むことができた。

お隣さんに菓子折りを持ってごあいさつに行くと「お帰りなさ〜い、完成を楽しみに待ってましたよ」と声をかけてくれて、お義父さんお義母さんが長年築いてきた、ご近所さんとの温かい関係を感じられる。

この土地を長年つないでくださったご先祖様と、夫の両親に感謝しながら、
この家で育む小さな物語をひとつずつ大切に重ねていきたい。







金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]
 

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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