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新城和博

2020年12月16日更新

今年の「あきらめたことリスト」 |新城和博のコラム

ごく私的な歳時記Vol.78|首里に引っ越して20年。「ボーダーインク」編集者でライターの新城和博さんが、この20年も振り返りながら、季節の出来事や県産本の話題をつづります。

今年の「あきらめたことリスト」


今年「あきらめたことリスト」を作成してみよう。

■2月の台湾旅行。

 ぎりぎりまで迷ったけれど台湾に新型コロナウイルスを持ち込む可能性が0ではなかったので泣く泣くあきらめた。そのとき、沖縄で見つかった感染者は2、3人だったけれど。

■3月、ライブハウスでのライブ参戦。

 大阪、東京でぼちぼち感染者が見つかってきて、そのクラスターのひとつがライブハウスだったため、沖縄のライブハウスも泣く泣くキャンセルに。久々にパーシャクラブ予約したのに…………。

■4月からは各種飲み会、もあい。

 ぼくが唯一やっている「本もあい」も直接会うのはストップ。以後、家族以外と飲み会したのは……3、4回程度か。

■夏のビーチパーティー。

 ……考えてみたらここ数年誘われたことがなかったから例年通りともいえる。

■旧盆の親戚まわり。

 沖縄県の緊急事態宣言と台風が重なる。沖縄県医師会が、春のシーミーで親戚が集まるのを自粛要請したこともあったね。

■自粛している間に、行き損ねた展示会やイベント、映画、多数。

 綱引き、祭り関係も今年はほぼ中止だった。

 

 その一方で、マスク、リモートワーク、時短、テークアウト、配信ライブが定着した。オンライン飲み会は、早々に飽きたな。ホームセンターでの人混みに思わず足がすくんだこともあった。でも4月、5月の緊急事態宣言で自粛していた日々が、いまや懐かしい。なんだか穏やかな生活だったような気がする。

 コロナ対策とその結果で、世界の国々のあり方がはっきりとわかり、日本、そして沖縄県のあり方も、いろいろな姿が見えてきた。私たちは我慢強いが、すぐに慣れてしまう。4月、5月にあった緊張感が、年末の私たちはなかなか取り戻せないでいる。アルコール消毒でパサパサになった手のひらをじっと見る。

 何が起こるかわからない、ということは知っていたが、実際体験しないとわからないことだらけだったこの一年。来年はどうなるか予測できないけれど、いまから少しずつ「これからやりたいリスト」をひそかに準備しておこう。

 それではみなさん、年末年始「よい自粛を!」

 
 

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ライター/編集者
1963年生まれ、那覇市出身。沖縄の出版社「ボーダーインク」で編集者として数多くの出版物に携わるほか、作詞なども手掛ける。自称「シマーコラムニスト」として、沖縄にまつわるあれこれを書きつづり、著書に「うちあたいの日々」「<太陽雨>の降る街で」「ンバンパッ!おきなわ白書」「道ゆらり」「うっちん党宣言」「僕の沖縄<復帰後>史」などがある。

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