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2020年8月13日更新

貯蓄があれば保険はいらない? |女性のイマドキ!マネー術[17]

文・岡田有里(ファイナンシャルプランナー)

もし家族が突然死亡したら経済的な備えは出来ていますか? 備え方として、保険がいいか、貯蓄の方が確実なのか? と、多くの人が不測の事態への備え方に悩んでいます。今回は保険と貯蓄の役割を理解する一歩として「貯蓄は三角、保険は四角」という考え方をご紹介します。
 

貯蓄は時間がかかる

月額1万円の積立貯金を始めると、1年後12万円、2年後24万円、10年後120万円、20年後240万円と貯蓄額が規則的に増えて図①のように右肩上がりの三角形になるので、「貯蓄は三角」と表現します。
一般的に、若い時は貯金に回せる金額が少ない傾向にあり、積立貯金は目標金額に到達するまで時間が必要です。

突然の死亡や病気のリスクはお金がたまるのを待ってくれないため、貯金だけでは万全と言えませんね。

一方、死亡保障の保険は加入時から契約期間中は指定された保険金額が受け取れるため、図②のように「保険は四角」と表現します。死亡時に3千万円受け取れる保険に加入すると、1回しか保険料を払っていなくても死亡した場合は死亡保険金が受け取れます。貯蓄では実現不可能な「加入初日から大きな金額を備えられる点」が、保険の持つ最大のメリットです。




貯金目的は万一の備え?

長年コツコツと目標金額をためたとします。そのお金はどのような目的でためましたか? 万が一の備えが目的ですか? ほとんどの人の答えはNOで、教育資金や車購入資金、老後資金など将来の希望をかなえる貯金ではないでしょうか。
それを万一の備えとして生活資金に回すと、人生計画が変わってしまいます。

しかし、保険があれば貯金は崩さずに保険金で次のステージへ進むことができるのです。すなわち、保険が貯蓄を守る役割を果たします。日本には遺族年金という優秀な公的保障もあるので、保険、貯蓄、公的保障の三つを組み合わせてより良い人生を手にする計画を組むことが本当のマネープランニングと言えるでしょう。



保険はシートベルト

生命保険は加入後、すぐに役立つことは無くても保険料の負担はリアルに感じると思います。最近は「若いから死亡するイメージが持てない」と、保険料を節約して貯蓄運用に回したいという相談が増えています。将来の安心に悪影響を及ぼさない範囲で保障内容を見直すことは大切。変更が有効な場合もあります。いずれにしても諸条件を考慮した検証と熟考が変更前には必須です。

不測の事態が起こった時には保険(保障)のありがたさを実感するはずです。もし周りに大病を患った経験をした人や、家族を亡くした人がいたら、保険が役立ったか聞いてみましょう。保険の役割は自分と家族を守るシートベルトのようなものです。車やジェットコースターのシートベルトは苦痛でも外さないのと同様に、保険料の節約のために必要な保険を安易に解約すべきではないと筆者は考えます。

「貯蓄は三角、保険は四角」の考え方を参考に、充実した人生を送る備えを整えてほしいです。

  


おかだ・ゆり/ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業を経て沖縄へ。女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動


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『週刊ほ〜むぷらざ』女性のイマドキ!マネー術
第1723号 2020年8月13日掲載

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