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2019年10月10日更新

[彩職賢美]司会者・スマイルトレーナー®️の金城真知子さん|声で支える祝いの場

結婚披露宴の司会を務めるときは「どうやってより良い披露宴を作るか」を常に考え、いろいろな人に分かりやすくつたえるように工夫しています。司会者としての知識を増やしたり、技術を磨くための苦戦した過去の経験が、司会者同士の情報交換の場や、技術を磨く場を作り出す原動力になっています。

より良い結婚式を目指し

司会者・スマイルトレーナー®️
金城 真知子 
さん

学び・支え合う場を作る 笑顔は「相手のために」

新郎新婦の門出を祝う結婚披露宴。主役の2人を声で支えるのは、司会の金城真知子さん。すっきりとしたやわらかな声と、親しみやすい笑顔は会場を温かく包む。

現場では「分かりやすく伝えること」を心掛け、県外からの参加者への配慮も忘れない。「新郎新婦から近い席に親族が座ったり、飲み物が出てくるタイミングなど、沖縄の披露宴は本土と違うところが多い。初めて参加する人にも分かるように、その違いやカチャーシーの踊り方など沖縄の文化を説明することも多いですよ」。新郎新婦との打ち合わせが一番好きな時間で、2人のなれ初めや幼少期のできごと、余興者との関係など聞きたいことはたくさん。「さまざまな人と出会えるこの仕事が楽しい」と満足げだ。

2017年に、フリーランスで結婚式の司会を務めるメンバーを集めた「ウェディング司会.沖縄」を主宰した。会場によって異なるルールなどの情報や知識を共有しており、「みんなの話は勉強になる」という。メンバーとは、「依存はせず、助け合える関係」。全員がプロで、確かな技術があるからこそ、病気など万が一の時には代役を頼め合える心強い味方でもある。

そして、結婚式の司会者が技術を磨くスクール「司会塾」も主宰する。自身が講師となって新郎新婦との打ち合わせの方法などをレクチャーすることもあれば、ウェディングプランナーやアナウンサーを特別講師として招くこともあるという。

二つの場を作ったのは、「沖縄独特の結婚式について学べる場や書籍がない」と、技術を磨くのに苦戦したから。「教えてくれる上司はいないし、自分のやり方が間違っていないか不安だった」というフリーランスならではの経験が原動力になっている。


ラジオカーリポーターやラジオ番組のパーソナリティー時代は、正社員ではなく、番組ごとの契約だったため、担当番組がなくなる不安が常にあった。その間に結婚、第一子を出産。第二子出産後に担当番組が全て終了する事態になったときは、「長い間しゃべらないことが怖かった。話し方やテンポの勘を取り戻すのが大変だと思って」。

知人のアドバイスで、結婚披露宴の司会は定期的に依頼がくることに気付き「求められていること」だと思うように。披露宴の司会に本格的に向き合うと、「何をしゃべろうか」とばかり考えていた自分から「どうしたらスタッフさんが動きやすいか」と考えるように変わった。「主役をどう引き立て、スタッフさんとどう力を合わせて良い結婚式を作るかが私の最大の仕事」。その姿勢が今につながっている。
 
5年前に、印象行動学で有名な重太みゆき氏の講座を受講。スマイルトレーナー®️の資格を取得した。「先生に『笑顔は相手のため』と言われて納得。顔は自分で見えないですし。一番笑顔にしたいのは家族だから、家でも常に笑顔。子どもたちに『ゲームし過ぎ!』って叱るときもありますけどね」と肩をすくめて笑う。「家族との時間を作りやすいのはフリーランスの魅力」と話し、両親や子どもたちとの旅行も楽しんでいる。子育てで悩んだ時期もあるが、「どうサポートしてほしいかを具体的に家族に伝えたり、『独身時代と同じようには働けない』と考えられるようになったら気持ちがラクになった」のだという。
 
現在は講演会やセミナーの司会など活躍の場が広がり、頭の中には「マスコミ女子の情報共有の場を作りたい」という構想がある。「結婚や子育て、仕事で悩んでいるフリーランスの女性は多いはず。アイデアを出し合えば、働き方の幅を広げ、それぞれの力をもっと社会に生かせるんじゃないかな」
 
不安を乗り越え、多くの挑戦をしてきた今だからこそ、提案できることがある。


心強い仲間

全員がフリーランスの「ウェディング司会.沖縄」のメンバー。中央が金城さん(金城さん提供)

「情報共有をしたり、助け合える仲間が欲しかった」と金城さんが呼び掛けて結成した「ウェディング司会.沖縄」のメンバーには子育て中の人もおり、心強い仲間。
2019年8月に東京で開催されたブライダル産業フェアに、勉強の一環として参加した金城さんは、「会場で得た情報もみんなにシェアしましたよ」とにっこり。


笑顔の大切さ伝える

医療機関での研修後に受講者と。前列右から4人目が金城さん(金城さん提供)

ラジオカーリポーター時代に、「見た目で良い印象を与えないと、『話したい・聞きたい』は生まれない。笑顔って大切」と思っていたことも、スマイルトレーナー®️の資格を取得した理由の一つ。現在は県内のホテルや企業で研修の講師を務めるほか、一般の女性向け笑顔セミナーも開催している。次回のセミナーは2019年11月13日(水)、県男女共同参画センターてぃるるで開催。参加費は3000円。

問い合わせ:司会、セミナーなど
machiko.kin@gmail.com


家族旅行は「成長の場」


台湾の地下鉄の駅で切符を買う金城さんの家族(金城さん提供)


小籠包を娘と楽しむ金城さん(金城さん提供)



平日は子どもたちを「おかえり」と迎えられる時間までに仕事を終えるように調整し、一緒に過ごす時間を大切にしている。

また、家族旅行は異文化を感じ、体験する「成長の場」と捉えている。2019年9月に訪れた台湾では、子どもたちに通貨や物価が違うことを伝えるなど普段とは違った教育も。「小籠包(しょうろんぽう)は安くておいしいね!」「地下鉄の切符がコイン型だ!」など子どもたち視点の感想が楽しいという。「新郎新婦が『家族』となり第一歩を踏み出す場に携わる者として、『家族って最高ですよ』と伝えたい」



プロフィル
きんじょう・まちこ

1979年、南城市生まれ。琉球大学卒業後、琉球放送のラジオカーリポーターとして活動。その後、琉球放送のラジオ番組やFM沖縄の「ちゅら玉浪漫紀行」でパーソナリティーを担当。現在は結婚式やセミナー、講演会などの司会業を中心に行い、「ウェディング司会.沖縄」を主宰。「司会塾」では講師として司会の経験や技術を伝えている。スマイルトレーナー®の資格を持ち、ホテルや企業で研修を担当するなど、講師としての顔も持つ。3児の母。当ウェブサイトでコラムを執筆中。


週刊ほーむぷらざ「彩職賢美」|輝く女性を応援!
今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明 文/比嘉知可乃
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美<1346>
第1680号 2019年10月10日掲載

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この記事のキュレーター

スタッフ
比嘉知可乃

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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
真面目な話からくだらない話まで、「読んだ人が誰かに話したくなる情報」
をお届けできるように頑張ります!

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