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2019年5月2日更新

[彩職賢美]鍼灸師 妊活鍼灸サロン「紅陽庵」代表の仲眞愛鈴さん|鍼灸でサポート 笑顔で楽しい妊活

女性が安心して体を預けられる治療院があれば…。そんな思いで鍼灸師(しんきゅうし)になって15年。3万6千人以上の体をケアする中で不妊に悩んでいる女性たちに出会い、力になりたいと思いました。妊娠しやすい体づくり、そして笑顔でいられる心のカギは、「自分自身を大切にすること」だと感じています。それを私自身が日々実践しながら、病院だけに頼らず、頑張りすぎない楽しい妊活をお手伝いしています。

自分自身を大切にする

鍼灸師
妊活鍼灸サロン「紅陽庵」代表
仲眞愛鈴 
さん

食生活や心のケアも 妊娠しやすい体づくり

華やかな沖縄ブランドの服を身につけ施術にあたる仲眞さん。鍼灸師=施術服というイメージがあるだけに、初めての来店者には驚かれることもあるという。

「私自身がリラックスできて、気分が上がる服を着ることで、お客さまにも笑顔で楽しく接することができます。人を満たすためには、自分自身が満たされていることが大事。お客さまにお伝えしている大切なことは、私自身も実践しています」

たくさんの女性の体の痛みや不調、心の悩みに寄り添う中で、一人で頑張り過ぎて、本来の体と心の状態が分からなくなってしまっている女性が多いと感じている。

「特に、不妊治療をしている女性の状況はシビア。気軽に相談したり、つらい気持ちを吐き出せる場は少なく、病院以外で体だけでなく心もケアし、緩める場が必要です。自分の体と心に向き合い、自分自身を大切にする気持ちを高める場にできれば」と、カウンセリングに力を注ぐ。

妊活サポートでは、鍼灸治療だけでなくアロマオイルを使った脳・脊髄トリートメントも組み合わせる。日々の食事や生活習慣のアドバイスまで丁寧に行い、妊娠しやすい体づくりを継続的にサポートする。

「妊娠しやすい体づくりは自分でできることもたくさんあります。サポートを受けることで主体的に動く意識が生まれ、病院だけに頼らず、ご夫婦で協力して楽しく妊活に取り組むお客さまが増えているのがうれしい」


鍼灸との出合いは高校生の頃。テニス部に所属していた高校2年生のときに股関節を痛め、整骨院で治療を受けた。「月経のことなど、女性特有の症状を話しても、男性施術者だと気持ちまではなかなか伝わらなくて。女性が安心して施術を受けられる治療院があればと思いました」

外出時、急な腹痛に襲われた時には、漢方薬局でお灸をしてもらい、痛みがスッと消えた経験も。「鍼灸なら体力的に高齢になっても続けられる。女性の体と一生お付き合いしたい」と、大阪の短大に進学し、鍼灸の国家資格を取得した。

卒業後は大阪や東京、沖縄の治療院や病院で修行を重ねた。東京では、本も出版する著名な整体師に師事。アシスタントリーダーとして顧客対応、生活習慣や食事などのアドバイスを一手に担った。

「健康な体をつくる知識と、お客さま対応を徹底的に学びました。どんなに施術で体の状態を整えても、セルフケアができなければキープするのは難しい」。その経験が、食事や生活習慣まで丁寧にアドバイスする現在のスタイルにつながっている。

2014年に紅陽庵を開院。女性の体のさまざまな悩みをケアし、「自分の時間を削って、お客さま対応をしていた時期もあった」と振り返る。

昨年から妊活に特化したケアを展開する。自身は独身で、妊娠も未経験。だからこそ感じているのが、「時間とお金に余裕のある独身時代は妊活に最適」ということ。結婚する前からの妊娠しやすい体づくりを積極的に提案し、自らも実践する。「食を通じた命の話もできるような母親になるのが目標です」。

妊活支援のケアプランが評価され、今年3月には県の経営革新支援制度の認証を得た。鍼灸院では初めての認証。「私が積極的に動くことで、鍼灸のことをたくさんの人に知ってもらい、同業者や鍼灸師を目指す人たちの励みになれば」と力を込める。

より安心して体を任せてもらうため、今年は不妊カウンセラーの資格取得を目指す。「将来的には鍼灸による産後ケアやオリジナルのお灸も開発したい」。アイデアと意欲は尽きない。


ココペリに癒やされて


サロンに数多く飾られているのが、ネイティブ・アメリカンに伝わる精霊「ココペリ」。笛を吹いて幸せや子孫繁栄、五穀豊穣をもたらすと信じられている。仲眞さんは、「好きで集めていて、自宅には50数体あります」とニッコリ。

一つ一つ色や柄などが異なり、その色や柄によってメッセージも違う。施術を受けたお客さんが、購入して帰ることも。「その時、その時の精神状態で、選ぶ色、柄が違うんです。私の場合、疲れているとシンプルな色がほしくなる。柄模様の子がかわいいと思えるまでにはかなり時間がかかりました」。

マスコット的に、イベント出店などにも連れていくのが、数十センチもあるマゼンタカラーのココペリ。「マゼンタは女性性の色。妊活にぴったりですよね」。


ユニフォームはYOKANG

仕事のユニフォームとして毎日着ているのは、大好きなYOKANG(ヨーカン)の服。「以前は施術服を着ていましたが、その服だとどうしても力が入ってしまって。一生懸命になり過ぎて、お客さまに圧迫感を与えているかもと感じていました」と仲眞さん。

友人に、「好きだったら仕事のユニフォームにしちゃったら」と言われたことが、施術服からYOKANGに切り替えたきっかけ。

「仕事がメインの生活なので、プライベートでは大事な日以外、YOKANGの服を着る機会がほとんどなく、残念に思っていました。やっぱり好きな服を着ていると、テンションが上がる。その日の気分で色や柄を選んでいます。自分自身を大事にして、心を緩める一環なんです」。


食事指導は動画で配信

セルフケアの一つとしてアドバイスしているのが食生活に関すること。顧客がいつでも好きなタイミングで情報を得ることができるようにと、動画も配信する。

「施術時にお話をしていても、なかなか全部は覚えられない。ご自宅で見返すこともできますし、ご主人に見てもらって一緒に取り組んでいるお客さまもいらっしゃいます。顔が見えると、安心感があるし、親しみを感じやすいと思うんです」と仲眞さん。

紅陽庵 
050‐3696‐2369



プロフィル
なかま・あいりん

1982年、宜野湾市生まれ、中城村育ち。関西鍼灸短期大学(現・関西医療大学)卒業。大阪、東京、沖縄の治療院や病院で経験を積み、沖縄の女性が安心して体を預けられる治療院を目指し、2014年に紅陽庵を開院する。結婚する前から妊娠しやすい体をつくる大切さを伝え、笑顔で楽しく、頑張り過ぎない妊活サポートに力を注ぐ。

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今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明 文/比嘉千賀子(ライター)
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1332>
第1657号 2019年5月2日掲載

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この記事のキュレーター

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比嘉千賀子

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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。

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