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2014年11月20日更新

[彩職賢美]人気番組「ハッピーアイランド」担当 多喜ひろみさん|リスナーに贈る ハッピーがいっぱい!

「こんにちは~」。2014年9月1日午前11時30分、エフエム沖縄の人気番組「ハッピーアイランド」に多喜ひろみさんが戻って来た。6月下旬、突然のくも膜下出血で緊急手術。マイクの前に立つのは2カ月半ぶりだった。「もうすぐ還暦。生まれ変わった新しい命で、私を支えてくれた皆さんのために何らかの恩返しがしたい」と、新たな決意を胸にリスナーにハッピーを届けている。

彩職賢美|人気番組「ハッピーアイランド」担当(エフエム沖縄 放送制作部次長)多喜ひろみさん
 

病気乗り越え「恩返し」

人気番組「ハッピーアイランド」担当
エフエム沖縄 放送制作部次長

多喜 ひろみさん


ハッピーのテーマソングを聴くのは、病院でもなく、自宅でもなく、ここが私の定位置なんですね」。エフエム沖縄の創立30周年記念日、午前11時30分の第一声だった。「元気印」の代名詞のような多喜さんは6月21日、それまで経験したことのない頭痛がして、救急車で病院へ。くも膜下出血と診断され、緊急手術した。

麻酔から覚めた多喜さんを待っていたのは「言葉が発せられず、名前さえも言えない」状況。緊急事態で家族が呼び出されたこともたびたび。そんな時、家族や会社の同僚、病院のスタッフに励まされ、そこで持ち前の底力が発揮された。

「病気は大変だったけど、いろんな状況がラッキーだった。だからこそできることは何でもしよう」と気持ちを切り替え、リハビリとして病室でラジオのニュース原稿を読むことも。徐々に言葉は回復し、奇跡的に後遺症もなく退院した。自宅療養を経て復帰し、現在は週2回、2時間半の生放送を担当する。

11月23日は60回目の誕生日。還暦を迎え、定年となるが、ハッピーアイランドのパーソナリティーはこれからも続く。節目の年に、「還暦は人が生まれ変わると言われているが、そんな年に思いがけず病気になり、生まれ変わって新しい命をもらったと感じる」としみじみ。「療養中は自分の人生を考える時間を与えてもらった。これまでは周囲の人からたくさんもらってきたチャンスや恩に対し、これからは私が皆さんに恩返しする時期」と力強く語る。



ハッピーアイランドのスタッフと笑顔の多喜さん(左から4人目)。息の合ったチームワークで日々、生放送の人気番組を作り上げている



番組を担当して28年。番組を担当する直前、エフエム沖縄は、AM放送からFMへと移行した。当時、長男の産休明け直後で、長女はまだ3歳。開局に向けた慌ただしい作業に加え、新番組「ポップンロールステーション」のディレクターとなり、午後10時までの勤務だった。「子どもたちが母親を必要とする時期に、こんなに遅くまで働いていいのか」と迷いも。「でも、夫が協力すると言ってくれたこともあって、とりあえずやってみよう」と始めた。
しばらくすると昼の番組「ハッピーアイランド」の担当になり、92年の県内民放3局共同実施の聴取率調査はトップ。リスナー参加型のスタイルは変わらず、以来、20年も1位をキープする「お化け番組」。3世代にわたるリスナーも多い。
「実家の母のサポートや、家事には消極的だが子育てには積極的に協力してくれた夫と、子どもたちが健康だったから続けられた」「スタッフや上司に支えてもらった」「リスナーの声も励みに」と、感謝の思いが次から次へ。さらに、今回の入院で周りへの感謝の思いは一層強まったようだ。
「大変なときに人は大きく変わる。そこから得るものは多く、私はこの病気をきっかけに良い方向へと変わったと思う。リスナーが必要とするならこれからもハッピーを続けていきたい」。番組を続けることができる感謝と喜びにあふれながら、多喜さんはラジオの向こうからリスナーの日常生活に寄り添う。

 

多喜さんのハッピーの種

Q.入院中、さまざまな発見があったようですが。
手厚い看護をしてくれた病院スタッフの皆さんの働いている状況や、夫や子どもたちをはじめとした家族のチームワークの良さ、番組を支えてくれたスタッフの成長ぶりなど、改めて認識できました。
家族の結び付きもさらに強くなり、食事をしたり、会話をするという「当たり前のこと」が大事で幸せな時間だったんだなあと感じました。

Q.定年を迎えるにあたって、思い出すことは?
たくさんありますが、ハッピーアイランドから「多喜る」という言葉が生まれたこと。私がおっちょこちょいなので、失敗することをリスナーさんが名づけてくれました。また、ラジオに寄せられたコメントをまとめた「ハッピーアイランドの本」を1991年からこれまで8巻発行し、リスナーから喜びの声が続々寄せられたことです。
そして、以前、県内初の女性のマスコミ労働組合委員長を引き受けたことも良い経験になりました。とにかく大変でしたが、その時も周りがサポートしてくれました。たくさんの思い出があって言い尽くすことができません。


ハッピーアイランド[エフエム沖縄]
http://fmokinawa.co.jp/posts/010/



PROFILE
多喜ひろみ(たき・ひろみ)1954年、那覇市生まれ。東京の短大を経て、アナウンス学校に通う。卒業後、76年にエフエム沖縄の前身である極東放送に入社。85年から人気番組「ハッピーアイランド」を担当する。2010年、名誉ソムリエに就任。2014年6月にくも膜下出血で入院、手術。9月からラジオ番組に復帰した。一男一女の母。



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撮影/比嘉秀明・編集/高江洲千里
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1147>
第1428号 2014年11月20日掲載

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この記事のキュレーター

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ちぃちゃん

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元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。

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