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2016年11月10日更新
トレンドは非手術 再生医療も視野に|当山美容形成外科
【PR】当山美容形成外科 院長・副院長対談
国内トップクラスの技術とメニューの豊富さで、「健康で美しくあり続けたい!」との女性たちの声に応え続けてきた当山美容形成外科。ことし4月には東京で身に付けた最先端の技術と若い発想を携えた當山拓也さん(41)が副院長に就任、ますます活気づいている。そんなお二人が、業界のトレンドやこれからの美容医療をテーマに対談。沖縄の女性たちが、さらに輝くためのヒントが満載だ!
当山美容形成外科 院長・副院長対談
トレンドは非手術 再生医療も視野に
今後の美容医療について語り合う護院長(中央)と拓也副院長(右)
広がる美へのアプローチ 働き子育てしつつキレイ
現在の業界のトレンドは?
護
手術中心の「美容外科」から、それ以外の手法まで含めた「美容医療」へと、美へのアプローチが広がっているのを実感します。美容外科医が手術だけでなくレーザーや注入物でシミやシワを取り、内服・点滴をも手掛けるように、眼科医が眼瞼下垂の手術、歯科医がヒアルロン酸注入をする時代になっていますからね。
拓也
言い換えれば美容外科の敷居が低くなっているということ。女性誌ではファッションやグルメ、レジャースポット同様に美容クリニックが紹介され、美容室やネイルサロンに行く感覚で来院してもらう努力を皆さんしていますからね。都内ではマンションの一室で注入治療を専門にする所も。細分化が進んでいます。
沖縄の女性たちの意識やニーズは?
拓也
働きながら子育てや介護をしつつ自分をキレイにするのが当たり前になってきていますから、日常生活に影響を与えない治療を選ぶ女性は今後ますます増えていくでしょう。ご家族に「今日、お母さん二重にしてくるね」と気軽に話せたり、ママたちが集まって「私この間、ヒアルロン酸入れてきたの」とオープンにできる環境にもなってきています。
護
ひと昔前、大家族の沖縄はおしゅうとめさんに気を使うという女性も多かったのですが、今は母親が施術を勧める時代になりましたからね。
30年後明示できるのが強み 要望的確につかむことから
選ばれるクリニックに必要なのは?
拓也
ディズニーランドや美容室のように、クリニックは本来楽しくなくてはいけないし、お客さまが来る楽しみを僕らが作っていかないといけない。当山乳酸菌をはじめとする当院独自のドクターズサプリやコスメを開発しているのもその一環。同じことを続けているだけではお客さまも飽きてしまいますからね。
護
専門医制度の問題もある。これはお客さまが自分に適したクリニックを安心して選べるよう厚労省が手掛ける制度ですが、美容外科を標榜するにはフェイスリフトや脂肪切除、豊胸など、美容外科本来の症例を一定数手掛けることが求められる。非手術が支持されるトレンドと、どうバランスをとるかは課題です。
ただ一つ言えるのは、手術も非手術も、10年、20年、30年後の状態を明示できるのがわれわれの強みだということ。これは地元に根差し65年というデータの蓄積があるからこそ。お客さまと信頼関係を確立してきた証しと言えます。
拓也
信頼関係を築くという点では、お客さまの要望をきちんと聞くという点に尽きる。何が嫌なのか、どのくらい変えたいのか、それに対し僕らが提供できるのはどんな技術と結果なのか。きちんと提示しギャップを埋めることが、お客さまの満足につながるのだと思いますね。
新施術がベストと限らない よろず相談所として気軽に
今、注目している施術や、今後取り入れていきたい治療は?
護
再生医療が盛んになってきていますよね。当院でも、既にお客さま自身の血小板や血液を用いる小ジワ改善術「W-PRP」などは取り入れていますが、今後注目されるのはお客さま自身の幹細胞を使い皮膚や骨といったさまざまな臓器を再生する「幹細胞療法」の実用化でしょうね。
拓也
これは美容分野でも期待されている治療法の一つ。国内でも認可が下りているのは薄毛治療や顔のシワに対してなどまだ5、6件ですが、結果が出てくればさまざまな治療に認可が下り、日本が世界に名だたる幹細胞大国となるのも夢ではないでしょう。当院からもぜひ発信していきたい。
護
美の基準も今後は数値化されていくでしょうね。例えばキメが粗いといってもどの程度かを撮影し確認したり、シミの濃さや範囲を測る機械も登場していますからね。
女性たちにアドバイスを一言。
拓也
みなさん新しい施術に目が行きがちですが、意外に何年も前からある施術が、その方にとってのベストだったりします。悩みは一人ひとり違いますから、よろず相談所として小さなことから気軽にお声掛けいただきたい。
また沖縄の女性たちは美意識も高くケアもなさっていますが、紫外線には無防備で取れにくいシミの方も多い。日焼け対策を、きちんとしていただくことをお勧めします。
護
クリニックを選ぶ際は、技術もそうですが、術後のフォローアップを見ることも大事。われわれは総合力で生涯サポート。SNSなども活用し気軽にご相談ください。
「地元密着 総合力で生涯フォロー」
當山護 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京警察病院形成外科に国内留学。日本形成外科学会評議員や日本美容外科学会会長を歴任。当時最新の形成外科、美容外科の知識を携え帰沖、当山美容形成外科院長就任。以来、常に新しい技術を導入し続け、現在も美容外科業界のリーダー的存在。
「美容クリニック=楽しい所に!」
當山拓也 氏
当山美容形成外科 副院長
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研鑽を積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、今年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。
治療や取り組みの流れ
1953年
初代院長の當山堅次が兄堅一と「當山医院」開業=上。診療科目は内科・腹部外科。形成外科・美容外科のパイオニア、大森清一氏と出会い再建医学の必要性を痛感。当時未開拓であった形成外科の分野へ足を踏み入れる
1964年
医院を久茂地へ移転
1978年
護氏が当時最新の技術を持って帰沖、副院長に就任
1983年
護氏「当山形成外科」院長就任
1996年
護氏「那覇市医師会」会長就任
1998年
堅次氏「雙光旭日章」受章
2000年
護氏「第24回日本美容外科学会」会長
2012年
護氏「旭日雙光章」受章
2015年
護氏「日本医師会最高優功賞」受章
2008年
開院55周年を機に「性同一性障害」がテーマのシンポジウムを開催
2013年
講演会「現代の名匠」シリーズスタート。
2016年
4月に拓也氏、副院長就任。
『週刊ほーむぷらざ』第1530号 2016年11月10日掲載