特集
2016年8月18日更新
女子力UP! 家事もオシャレも時短で解決!|根原典枝さんが教えてくれる整理術
限られた時間で、家事もオシャレも効率よく! 毎日の暮らしをコントロールしよう♪
備えでムダ時間は減る!
1日24時間、仕事に家事、子育て。時間がいくらあっても足りない。そんな時こそ、「備え」を! 家事の時短術として、片付けをスムーズにするシステム作りや食材の下ごしらえのコツ、手軽な缶詰料理を紹介します。
整理掃除
後片付けより前準備!
片付けのプロ、根原典枝さん(暮らし方プロポーザー)は、「時短には、後片付けより前準備」と話す。時間管理術の考え方として、やるべきことの優先順位を「重要度」×「緊急度」で四つに分ける方法があるという。家事の時短に欠かせないのが、②の緊急度は低いが重要度が高いもの。備えることで、日々やること=③=の時間が減るという。
「例えば片付けや掃除の場合、一度本気で片付け・掃除をすると、しまう場所に迷う、物を探す、といった無駄な時間が減ります」
まずは、ライフスタイルに合う物選びをすることが大切。例えば、レパートリーの料理以外の調味料を買わない、コーディネートしやすい服やアイロンの要らない服を選ぶ、なども工夫の一つ。今の自分に必要な物を見極めよう。その後、物の居場所を決めて、意識して戻すようにする。「続けることで習慣化され、楽に片付けられるようになります」。
日々の掃除は小まめに、ついで掃除が基本。「私はコンロは使い終わった後に布巾で拭き、食器洗いのついでに蛇口も拭いています」。床のモップがけ、玄関や床の掃き掃除、トイレ磨きは根原さんの毎朝の日課だ。「日々小まめにお掃除をすることで、1カ所にかける時間は1~3分。週末に、お掃除にかける時間が短縮できます」。
働くママの根原さん。クロゼットに入っているのは、百パーセント着る服だけで、パッと選べるワンピースがメーン。
クロゼットの中は着る服だけ? もう一度見直そう!
よく使う調味料や、帰宅後パッと作れる得意料理を決めている。「時短で家事を回せているので、平日、夜ご飯の片付けが済んだ後は自分の時間。すっきりした部屋でくつろいでいると、心に余裕が生まれます」。
物の居場所は、あいまいにせず明確に分ける。
※8月18日発行の紙面で「干物」とあるのは、「乾物」の誤りでした。訂正いたします。
今の自分に必要な物を選び、片付けをシステム化!
教えてくれたのは
暮らしかたプロポーザー
根原典枝(ねはら・のりえ)
合同会社暮らしかたらぼ代表。片付けのプロとして県内外の数百件以上の悩みを解決。
098-911-1529