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2024年12月19日更新

[就労支援施設のいいもの]クリスマス・年末年始に 心温まる贈り物を

もうすぐクリスマス。障がいのある人が働く施設で、丁寧に手作りされた一品を紹介します。心温まる贈り物は、いかがですか。

 

優しい素材の焼き菓子

パウンドケーキやクッキーなど約10〜15種類の焼き菓子がそろう「小さな焼き菓子店kiramade」。一番人気は、カスタードクリームたっぷりのシュークリーム。読谷村産の平飼いの卵、九州産の小麦粉を使用している。製造・開発に携わるパティシエの名嘉山絵美副主任は「お子さまからご年配の方まで安心して召し上がっていただけるよう、素材にこだわっています」と話す。

同施設は、ブランド力のある商品を作ろうと2年半前に名嘉山さんを採用。施設を全面改装し、製菓用のキッチンと売り場を設けた。作業を細分化し、計量から焼き上げ、袋詰めまで利用者が行う。(有)ケアセンターきらめきの渡慶次憲代表取締役会長は「いずれは利用者の工賃を上げ、自立支援につなげたい」と話す。



小さな焼き菓子店kiramade 
営 業:月~金10:30~15:00
定休日:土・日
所在地:嘉手納町嘉手納239
電 話:098(956)8955
駐車場:あり


 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆
 


手染めの紅型クラフト



華やかな紅型染めのノートや祝袋、紅型クラフトを製作する「指定障害福祉サービス事業所てるしのワークセンター」。デザインは利用者のイラストを基にしたり、古典柄を採用したりしている。技術指導をする紅型職人の比嘉敏子さんは「利用者さんは固定観念がなく、配色やデザインが自由で伸びやか。一つ一つ手染めなので、同じものは一つとしてない。世界に一つの紅型クラフトです」と話す。

伝統的な紅型染めの工程・技法・染料はそのままに、布地の代わりに段ボールを使い、手染めをしている。「段ボールや印刷での規格外の紙を使ったSDGsな製品です」。同センターやリゾートホテルなどで購入できる。


指定障害福祉サービス事業所てるしのワークセンター 
営 業:月〜金8:30〜17:30
定休日:土・日・祝日
所在地:南風原町宮平206−1
電 話:098(888)5658
駐車場:あり


 

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アロマ香る花のキャンドル



キャンドルは糸芯と木芯があり、明るさや燃える時の音が違う

押し花にした生花をぜいたくにあしらったアロマ香るキャンドル。一つ一つ「就労継続支援B型ぽかぽか」の利用者がデザインしている。「どの花をどれだけ使うかは利用者さんにお任せしていて、かなりぜいたくに花を使っています」と代表社員の眞榮平やよいさん。

「利用者さんも楽しみ、癒やされながら作れるオリジナルのものを」とボタニカルキャンドルについて学び商品化した。

花は花屋で購入するほか、地域や近所の花屋から寄贈してもらうことも。「たくさんの人に助けていただき、感謝しています」と眞榮平さん。定期的に手作り市などに出展。12月20日(金)~22日(日)イオン具志川のChristmas FAIRに出展。


就労継続支援B型ぽかぽか 
営 業:月〜金10:00〜17:00
定休日:土・日・祝日
電 話:080(3996)9998


取材/栄野川里奈子
『週刊ほ〜むぷらざ』
第1950号 2024年12月19日掲載

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