【対談】海水温熱×自然素材で元気に|宜野湾市の「美らら」リニューアル!|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

わたしらしく

特集

2024年6月27日更新

【対談】海水温熱×自然素材で元気に|宜野湾市の「美らら」リニューアル!

宜野湾市にある海水を使った温熱療法が人気のサロン「美らら」が昨年7月にリニューアル。施術はもちろん、足を運ぶだけで元気になれるようにと、自然素材を使ったさまざまな工夫が施されている。美ららの代表で海水温熱セラピストの多和田よりこさんと、設計・施工を手がけたラムハウジングの川上晃奈さんに、「忙しい現代女性にこそ知ってほしい心と体のケア」について語ってもらった。

特集

タグから記事を探す

自然な木の香りに包まれるサロン内。一角では、新月と満月の夜に手汲みした瀬底島の海水の蒸気が常に上がっているが、真夏日でも室内はサラリとして快適。写真のように間仕切りを開ければ、ペアでの施術や、小さな子ども連れでも広々使えて喜ばれている

 

ラムハウジング×海水温熱サロン美らら

―リフォームのきっかけは?

多和田 沖縄の民間療法「海水温熱セラピー」を手がけて8年たちますが、施術はもちろん、居るだけでリラックスしてエネルギーチャージできるような癒やしを空間からも提供したいと思ったのがきっかけです。

ラムハウジングさんとの出合いは、知人のサロン。なぜか行くだけでリラックスできて体が整うなぁと感じていたんです。仕事柄、食べ物や着る物は気にしていましたが、空間は盲点だった! 私も同じ建材を使った空間で施術したらもっといいんじゃないかと直感的に感じましたね。

川 上 使っているのは、音楽の波動だけで水分を抜いて木が持っている油やエキスをそのまま残した「音響熟成Ⓡ木材」、保湿・抗菌作用を持つ「うづくりの床」、有害な化学物質を吸着分解する「幻の漆喰Ⓡ」です。

当社が提案しているのは、赤ちゃんや高齢者、アレルギー体質の人にも優しい自然素材を使った健康住宅。日々の疲れを癒やして活力を養う住まい同様、体をケアするサロンには、健康な環境を生み出す建材、空間づくりが重要です。

通常、リフォームでは天井に漆喰を使うことが多いのですが、美ららでは横になってもまぶしくないよう木に。温かみがあってリラックスできる空間づくりを第一に、使い勝手も含め細かく話し合いながら進めました。

多和田 施術では海水の蒸気で蒸したホットタオルを使って全身くまなく熱を入れ、臓器まで温めていきます。そのためサロン内は常に蒸気が上がっていて真夏日でも窓は開けっぱなしですが、不思議と空気はサラリ、床はしっとり心地良いんです。スリッパを用意していても、皆さん裸足で床にゴロゴロしたがる(笑)。一緒に来て寝ちゃったり、ここに来るとウンチが出るという子も多いですね。

川 上 副交感神経が優位になっている証し。だから皆さんハマるんでしょうね。


「ニスや研磨をかけず凹凸のある『うづくりの床』は肌触りが良くて寝転がりたくなっちゃう」とリラックスした表情の2人

体も空気も巡り良く

―現代女性が心身をケアするには何が大切?

多和田 私が大事にしているのは「巡り」。「冷えは万病の元」と言いますが、体液や血液の巡りを整えると自ずと体が温まると実感しています。その巡りを整えることができるのが海水温熱。鍼灸を手がけてきた私自身、それだけではなかなか不調を改善できず無月経と不妊に悩んでいましたが、今では生理も月のリズムで来るようになり、子どもも3人になりました。

川 上 空間や空気環境も同じ。空気がよどみ科学的、人工的な物質やニオイに囲まれるよりも、自然な木の香りや肌触り、温もりに包まれた方がいい。体に取り込まれた酸素は血液にのって体中の細胞に運ばれますからね。

多和田 なんとなく不調が続いている更年期世代も、歳のせいだと諦めないでほしい。自然素材と海水温熱の相乗効果で心と体を癒やしてくれたらうれしい。

川 上 施術を受けながら、空間の良さも体感してみて!

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

自然素材に包まれて副交感神経が優位に。
健康な環境づくりを



㈲ラムハウジング
2級建築士・2級施工管理技士
川上 晃奈さん
2007年にラムハウジング入社。「家造りは人生作り」をモットーに、健康住宅の設計から現場管理までを担う
 
↓画像をクリックして、『(有)ラムハウジング』のホームページへ。




巡りを整えると心身が変わる。
歳のせいだと諦めないで!



美らら
代表
海水温熱セラピスト・鍼灸師
多和田 よりこさん
大阪・沖縄で海水温熱セラピーを学び2017年美ららオープン。海水温熱セラピスト、ドライヘッドケアなどの養成スクールも開講

↓画像をクリックして、『美らら』のホームページへ。

毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1925号 2024年06月27日紙面から掲載」

特集

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:4423

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る