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2023年11月16日更新

[離乳食(補完食)について]目的は食べる練習と栄養を補うこと|はじめての育児孺(11)

赤ちゃんが母乳やミルクだけでなく、固形食品を食べるようになる過程の食事「離乳食」。どんな役割があり、いつごろから、どんなふうに始めればいいのかを紹介します。

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始める目安は「しっかりお座り」

離乳食というと、その字の通り「乳から離れる食事」というイメージで、おっぱいをやめて固形食をどんどん食べさせるほうが良いと考えがちの方も多いのでは? でも、実際には完全食である母乳を補う食事なので、補完食という言葉が勧められていたりします。

通常、赤ちゃんの食事は生後5~6カ月ごろから始まりますが、具体的なタイミングは個々の赤ちゃんの成長と発達の状況で違い、お座りがしっかりできるようになってからがいいとされています。よだれが出たり、他の人が食べる姿を見ながら口をもぐもぐ動かしたりするようになることも、始めるタイミングの目安になります。家族が食べるところを見せて、食べたい意欲が少しずつ湧くように工夫するのも大切ですね。

補完食の目的は、食べるための練習と体に必要な栄養を取るという二つ。食べる姿勢も大切で、座面が固く、足がしっかり付く姿勢で食べるようにさせましょう。


離乳食=補完食について
https://www.youtube.com/watch?v=GPEVMEgaLvI



母乳は欲しがるだけあげてOK

生後6カ月間は母乳だけをあげて、それ以降はおっぱいを補うように食事をあげるようにします。おっぱいは欲しがるだけあげましょう。飲み過ぎて食事が進まなくなるということはありません。もし進まないのであれば、それは赤ちゃんがまだその時期ではない証し。水やお茶、ジュースは必要ありません。補完食の期間中も、母乳やミルクが主な栄養源です。量やペースは赤ちゃんによりますが、はじめのうちは練習なので、食べてくれなかったとしても味に慣れてもらうことや食べるという動作の練習だと思って、その子のペースをみながら進めていきましょう。

赤ちゃんの食事は家族の食事から取り分けるようにしましょう。例えば、みそ汁の具を味噌を入れる前に取り分けたり、煮物の味付け前に取り分けたり、さまざまな生野菜を少しおろしてあげるのもお勧めです。煮干しを粉砕して混ぜると赤ちゃんに必要な栄養が取りやすくなります。

ゆいクリニックでは離乳食講座を行っています。開催日についてはゆいクリニックHPをご参照ください。

「離乳食に玄米はOKかNGか」院長コラム
https://www.yuiclinic.com/information/12438/



院長 産婦人科 島袋 史さん(左)、理事長 小児科医 島袋 忠雄さん
2011年に開院した沖縄市登川の産婦人科ゆいクリニック。自宅のようにリラックスできる空間を目指し、建物には木材を豊富に使用。妊婦への食事には添加物を使わないなど「体に良いと分かったことはどんどん取り入れている」と院長の島袋史さん(52)。お産を通し母親として一人の女性としての成長をサポートする。

〈問い合わせ先〉
産婦人科 ゆいクリニック
TEL 098-989-3801
沖縄市登川2444番地3
https://r.qrqrq.com/wuFnMal6

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『週刊ほ〜むぷらざ』はじめての育児
第1893号 2023年11月16日掲載

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