企業紹介
2023年8月31日更新
[企業紹介]生活に合わせたお墓を|公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会 終活カウンセラーの東恩納寛寿さん|沖縄の魅力
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.403
終活カウンセラー1級の資格を持つ東恩納さん。終活セミナーの講師を務めるなど、経験豊富
室内墓所など新しい形も
公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会
終活カウンセラー 東恩納寛寿さん
宮古、石垣を含め県内8カ所の管理型公園墓地を運営する公益財団法人沖縄県メモリアル整備協会。終活カウンセラーの東恩納寛寿さん(47)は「お参りのしやすさを重視する人が増えた。お墓の形ではなく、手を合わせることが大切。家族のライフスタイルに合わせて選んで」と話す。
Q どんな相談が多いか。
A 「お墓の後継者がいない」「高齢になり、お墓参りが大変」「県外に住んでいてお墓の管理ができない」といった声が多く、お墓の老朽化で悩む方もいます。今年はユンヂチなので、例年よりも相談に来る方が多いですね。
近年感じるのは「お参りのしやすさ」を重視する人が増えてきたということ。例えば、車いすでもお参りができるか、駐車スペースを気にしなくていいかなど、いかに気持ちよくお参りができるかが注目されます。「お墓のことで子どもに負担をかけたくない」という声もよく聞きます。
当協会が運営する管理型公園墓地は駐車場も整備しており、施設はバリアフリー。敷地内の清掃も私たちが行うので気軽にお参りができると好評です。
見学は予約がおすすめ。見学時はスタッフが各プランについても説明する
Q 新しいお墓の形とは。
A ぜひ見学してほしいのが泡瀬メモリアルパーク内の室内墓所「久遠の想い」。お墓と納骨堂を兼ね備えており、参拝室の墓石にはデジタル画面が付いています。お参りに来た人が専用のカードをかざすと、事前登録した故人の写真が映し出されるので「思い出の家族写真が心の励みになった」と喜んでもらえます。ご遺骨は参拝室後方にある納骨堂に収蔵されます。室内なので天候を気にせず、草刈りも不要。お花やお香も準備しているのでいつでも快適にお参りできる、新しいお墓の形です。後継者がいなくなった後は「おきなわ霊廟」内の永代供養墓に納骨。当協会が永代にわたり供養します。
お墓にはいくつか種類があり、選び方は人それぞれ。所定の期間後は永代供養に移行する期限付きのお墓など、お客さまの家族構成や悩みに応じてご提案しています。
Q 墓じまいに踏み出せずにいます。どうすれば?
A 私は、「お墓の形にとらわれず、大切なのは手を合わせること」だと考えています。風習を大切にしつつ、ライフスタイルに合ったお墓を選ぶと、よりお参りしやすくなるのでは。また、永代供養はご先祖様を無縁仏にしないための方法でもあります。墓じまいしてご自身が亡くなった後、ご先祖様と同じお墓に入れるところもポイントです。
お墓のことで長年悩んでいた方が見学に来て「悩みが解決した」と喜んでもらえることがうれしいです。まずは資料請求や見学で一歩踏み出してみませんか。
資料請求で各種プランを確認
こちら(https://catalog.oki-memorial.org/#/form/input)からは、沖縄県メモリアル整備協会の資料が請求できる。永代供養や室内墓所「久遠の想い」、墓じまいに関するプランなどを紹介するパンフレットが郵送で届く。まずは資料請求を。
公益財団法人 沖縄県メモリアル整備協会
南風原町字兼城123番地
電話0120(202)869
『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<403>
第1882号 2023年8月31日掲載