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2023年5月18日更新

赤ちゃんのお風呂 (沐浴)について|はじめての育児⑤

文・島袋 史
生まれたての赤ちゃんの体についている「胎脂」という白い脂は、皮膚を保湿・保護する重要な役割があります。生まれたての赤ちゃんは、いつから、どんなふうにお風呂に入れればいいの? 今回は沐浴(もくよく)について紹介します。

[赤ちゃんのお風呂 (沐浴)について]

生まれたての赤ちゃんの体についている「胎脂」という白い脂は、皮膚を保湿・保護する重要な役割があります。生まれたての赤ちゃんは、いつから、どんなふうにお風呂に入れればいいの? 今回は沐浴(もくよく)について紹介します。
 

  赤ちゃんにやさしいお風呂  

生まれたての赤ちゃんの体には、胎脂という白く固まった脂の塊がついています。この胎脂が赤ちゃんの皮膚を守ってくれていて、2~3日かけて自然に吸収されます(赤ちゃんによって胎脂の量には個人差があります)。

昔は、赤ちゃんが産まれたら「産湯を使う」といって、すぐにお風呂に入れる習慣がありました。でも、生まれたての赤ちゃんは体温調節が上手ではないので、すぐにお風呂に入ることで体温が下がり過ぎることがあります。また体がぬれたままでも簡単に体温は下がってしまいます。赤ちゃんの肌や体温を守るため、ゆいクリニックでは生後3日目を過ぎてからお風呂に入れます。生まれたての赤ちゃんは裸のままお母さんの胸に肌をくっつけて抱いてもらう「早期接触」を行っています。早期接触は赤ちゃんの体温を保ちやすいメリットがあります。 ゆいクリニックの沐浴ではせっけんやボディーソープは使いません。オーガニックの綿で軽く拭き洗いしています。肌の潤いは保ちながら古い角質や汚れを落としてくれます。脂漏性湿疹がひどい場合など石けんをお勧めする場合もありますが、基本的にはずっと石けんを使う必要はありません。


  沐浴  

https://www.youtube.com/watch?v=shizJMt8mTg

  早期接触  
https://www.youtube.com/watch?v=fDCeySWAx4s

  こちらのコラムもよければチェックしてみてください。  
https://www.yuiclinic.com/information/13723/


ゆいクリニックではベビーケアクラスを設けていて、ベビーマッサージを行ったり、育児相談に乗ったり、ママたちの交流や情報共有の時間になったりしています。ベビーマッサージは、赤ちゃんの神経系や免疫系、消化器系などの発育を促進する効果があります。また、赤ちゃんとのスキンシップを促進し、親子の絆を強めることもできます。興味のある方はぜひご参加ください(クラス日程についてはホームページをご確認ください)。



院長 産婦人科 島袋 史さん(左)、理事長 小児科医 島袋 忠雄さん
2011年に開院した沖縄市登川の産婦人科ゆいクリニック。自宅のようにリラックスできる空間を目指し、建物には木材を豊富に使用。妊婦への食事には添加物を使わないなど「体に良いと分かったことはどんどん取り入れている」と院長の島袋史さん(52)。お産を通し母親として一人の女性としての成長をサポートする。

〈問い合わせ先〉
産婦人科 ゆいクリニック
TEL098-989-3801 
沖縄市登川2444番地3
https://r.qrqrq.com/wuFnMal6

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『週刊ほ〜むぷらざ』はじめての育児
第1867号 2023年5月18日掲載

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