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2022年9月15日更新

[沖縄・輝く女性を紹介]彩職賢美リターンズ|株式会社インテリジェンス・アンリミテッド 代表取締役 兼 エグゼクティブ・コーチ 藤本ゆかりさん|コーチングで 個と組織の輝き

自分自身が輝く生き方をプロデュースする「セルフプロデュース・コーチング」を独自に考案。22年間、沖縄にコーチングの力を伝え続ける藤本ゆかりさん(58)。「コーチングは、特別な思想ではなく、人間の根本的なあり方。セルフプロデュース・コーチングを通して皆さんに伝えたいのは、愛情でつながる世界です」。熱い思いを胸に、一人ひとりの成長と組織の成功に全身全霊を傾ける。

株式会社インテリジェンス・アンリミテッド 代表取締役 兼 エグゼクティブ・コーチ 藤本ゆかりさん

個の力引き出し組織力を高める

コーチングは能力を引き出し自発的な行動につなげ、持続させるコミュニケーション・サポートです。できの悪い子だった私に自信と可能性を与えたのは、成長を信じ愛情深く関わってくれた大人たちの問いかけ。それがセルフプロデュース・コーチングの原点です。

コーチングで大切なのは相手と向き合う姿勢です。心の向け方一つで、相手の表情や発する言葉から受け取れること、言葉のかけ方も大きく変わる。愛とは、相手を理解すること。コーチングで人生はもっと楽しく、豊かになります。


沖縄に広めたい
学ぶ環境整える


東京でエグゼクティブ・コーチとして活動を始めたのは2000年。日本にコーチングが入ってきて間もないころでした。父からの依頼で翌年、地元・沖縄でセミナーを開催。30人余りの方が熱心に話を聞いてくださり、「次はいつ?」と、頻繁にお問い合わせをいただきました。高校卒業後に上京し結婚後も東京暮らしで、沖縄での仕事は全く考えていませんでした。でも、皆さんの深い“感心”に驚き、沖縄でも事業を始めました。

初めのころは“コーティング”と間違えて、作業服姿の男性が40人ほどセミナーに参加したことも。でも彼らは、「コミュニケーションが取れていないと緊張感やストレスでミスにつながり、危機管理もしづらい。精密な現場作業にこそ必要」と、熱心に通われました。心の持ち方やコミュニケーションが仕事の質、チームワークに直結すると改めて感じました。

参加者から、「会社で生かしたい」「コーチとして仕事がしたい」という声が多くありました。お役に立てればと、02年にコーチングを学び、実践する「コーチング教育コース」を開講しました。有料にした途端、セミナー参加者は激減。沖縄に通うほど赤字が増え、1年で撤退も考えました。でも、熱心に参加者を募ってくださる方に応えたくて啓発方法を模索。そんな時期に彩職賢美で紹介していただき、多くの人にコーチングを知ってもらう機会になりました。

実践で感じ生かす
尊重し合う時間


コーチングは、頭では理解できても、身につけるまでには時間かかります。教育コースは実践で活用できる人を育てるため、個人指導とグループ授業を組み合わせた1年間のプログラムにしました。クライアント(依頼者)へのコーチングも実践でトレーニング。グループで学び、仲間と関わることでチーム力も高まります。

会社も家庭も、うまくいくには個人の成長と組織の成功が両輪。指導では、尊重し合うことを大切にしています。愛情を持って関わることで、お互いの強みをつぶさず、足りない部分を補って課題を乗り越えていく。そんな環境を体感してもらいたくて。

コースの修了者は、20年で延べ190人。プロのコーチとして活躍している方、企業経営や会社の人材育成に生かしている方などさまざまです。

コーチングは天職だと思っていますが、10年続いた更年期はつらく、初めて辞めたいと思った時期でした。それでも続けられたのは、教育コースを修了するとき、受講者たちが持てる力を発揮し、輝いていたから。感動のあまり、やらずにはいられなかったのです。

相手も自分も尊重
未来への種まきを


クライアントの変化の瞬間に立ち会えることが、やりがい。個人のクライアントは主に経営者や企業のリーダーで、組織力を高める企業コーチングも行っています。言葉が荒く封建的な印象だった沖縄のコミュニケーション環境は、この20年でだいぶ変わりました。相手も自分も尊重する関わりが求められる時代。昭和のリーダーシップの中で育ってきたがゆえに、現代のあり方に取り残されて戸惑っている40代、50代の男性リーダーのサポートに力を入れています。

一方、70代の会長職の方々は、100年後の未来をどう創造するかに思いを巡らせ、コーチングを活用されています。命あるうちに何をするか。引き際が決まると今何をすべきかが明確になる。クライアントから学んだことです。

設立から22年。私は30周年で引退すると決めています。今のミッションは、私が退いた後も、私が目指す世界を伝える人たちを残すこと。教育コースは毎年、アルファベットの頭文字で始まる宝石をチーム名としています。03年のA(アクアマリン)で始まり、28年のZ(ジルコン)で修了。残された6年で「愛情でつながる世界」を、どう伝えていくか。今までにまいた種が次世代で芽を出し、100年後に大輪の花を咲かせる。そのために力を尽くします。



コーチングに触れ、生きる力に

「コーチングを受ける機会のない方にも、役立つ情報を届けたい」と、書籍と広報誌を制作。著書「お茶とコーヒー、どっちがいいと思う?」は、自分は“ダメ人間”だと思い生きてきた藤本さんが能力を開花し、経営者となるまでの実話を収めた。「能力は問いかけ一つで開花します。わが子も社員も大切な財産。それを多くのリーダーや親御さんに伝えたい」。年1回の広報誌では、修了者のインタビューを掲載。「沖縄は自殺率、離婚率がワーストワン。そこにコミュニケーション不足を感じます。コーチングのエッセンスを知り、生きる力にしてほしい」と力を込める。



藤本さんのハッピー

Q・引退後に思い描く生活は?

まず1年間は海外でのんびり。帰国後は、保護犬、保護猫の飼育係! 東京と沖縄の二重生活を続けてきたので、引退後は、家を空けない人生を送りたい。お漬物を漬け、庭木を手入れし、犬や猫とたわむれる。そんな暮らしが理想です。

インテリジェンス・アンリミテッド  電話098(884)0520






プロフィル
藤本 ゆかりさん
株式会社インテリジェンス・アンリミテッド代表取締役 兼 エグゼクティブ・コーチ

1964年那覇市生まれ。幼児教育会社社長秘書を皮切りに、外資系企業など15年の秘書経験を経て、2000年よりエグゼクティブ・コーチとしての活動を開始。「セルフプロデュース・コーチング」を独自に考案。主に国内外の経営者や管理者のコーチングにあたる。


初登場の紙面(2004年1月15日号に掲載)


撮影/泉公(ララフィルム) 文/比嘉千賀子(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美リターンズ<19>
第1832号 2022年9月15日掲載

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funokinawa編集部

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