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2022年7月7日更新

[沖縄・企業紹介]沖縄の魅力|草や木を活用し 堆肥や鉢作りを|中城グリーンリサイクルセンター 代表社員 高嶺 久さん

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.373


オリジナルの「腐葉土堆肥」を手にする高嶺さん。「資源の有効利用と再資源化を推進していきたい」と話す

循環型社会につなげたい

中城グリーンリサイクルセンター
代表社員 高嶺 久さん


焼却されることが多い、刈り草や樹木といった有機性廃棄物を受け入れ、再利用する事業を展開している中城グリーンリサイクルセンター。同センター代表社員の高嶺久さん(79)に事業の特徴や業務に対する思いなどを聞いた。

Q 事業内容を教えてください

 道路や公園、家庭の庭などから出る雑草や刈り芝、木の幹や枝を受け入れる事業に加え、その受け入れた草や木を使い堆肥化した商品を「腐葉土堆肥」と名付けて、販売しています。落ち葉や枯れ草などの植物を廃棄物としてではなく、有効な有機質資源と捉え、再利用することで、ごみの減量・再資源化につなげ、「資源を循環して使用していく社会」の構築に寄与することを目指しています。


木の枝や幹などを使って製作するオリジナルのプランター

Q 事業を始めるきっかけは?

 庭の草木や葉っぱなどを処分する際、意外に捨てるところに困るんです。そこで、その草木を集めて再利用できないかと考えました。もともと、農業には20年ほど携わっていることもあり、堆肥作りは私にとってなじみ深い分野。これまでの経験を生かしつつ、周りの人たちに喜んでもらいたいと思い事業を始めました。

「腐葉土堆肥」作りでは、草や葉などを集め、米ぬかを入れて混ぜた後、さらにサトウキビなどの糖蜜をよく混ぜてしばらくおきます。その工程を何度も繰り返して堆肥にしていきます。

堆肥作りで重要なのは、発酵を促進するための微生物、適当な酸素量や水分量の調整などです。私のこだわりは、純植物性の堆肥作り。家畜のふんなど動物性を原料とした堆肥を使ってきましたが、塩分濃度が高く、植物の成長に最適な塩分の濃度に調整するのが難しかったのです。そのため、純植物性の堆肥が植物にとって最も良いと思い、この商品になりました。

利用者からは「花の色つやが良くなった」「花のもちがいい」「根張りが良くなった」と喜びの声が寄せられ、仕事の活力につながっています。業務を通して笑顔の輪を広げていけるとうれしいですね。


Q 今後の展開を教えてください

 現在、「腐葉土堆肥」作りが中心ですが、木の枝や幹を使ったプランターづくりや木工芸も行っています。量産は難しいですが、少しずつ増やしていけたらと思っています。また、集められた枝や木からキャンプ用のまきや燻製(くんせい)用の桜のチップを作ったり、もっと商品の幅を広げていきたいです。

いつまでもチャレンジ精神を大切にし、リサイクルを重視した商品を展開していきたいと思います。



手作りの「腐葉土堆肥」をプレゼント

「花の色つやがよくなった」などと評判の同社が手掛ける「腐葉土堆肥」=写真。今回、読者への特典として「ほーむぷらざを見て」と電話で申し込みをした人を対象に、「腐葉土堆肥」を先着10人、お一人に2袋プレゼント。同社に直接受け取りに行ける人限定。期間は7月8日まで。

高嶺さんがこだわって作った腐葉土堆肥



中城グリーンリサイクルセンター 中城村字北上原149-3
電話098(895)1866


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<373>
第1822号 2022年7月7日掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
安里則哉

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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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