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2022年4月21日更新

[沖縄]話そう!女性のカラダのコト⑬|更年期のケア

女性のヘルスケアについて、婦人科ドクターの高宮城直子さんと、友人の医学博士、エリセーバ・オリガさんが、女子会トークでレクチャー。今月は「女性と漢方」をテーマに、西洋薬との違いや漢方薬の特長・使い方について、お二人の経験談と共に紹介します。

月経困難症更年期ケアに役立つ漢方


 直子 病院なら保険も適応。医師や薬剤師に自分に合う薬を処方してもらって

 オリガ  未病に対応できるのは漢方ならでは。受診時は自分の状態上手に伝えて


 オリガ  更年期の治療にも使われる漢方薬。西洋薬とはいろんな違いがあるよね。

 直子  西洋薬は一つの薬に一成分が基本で使う濃度も決まっているけど、漢方薬はいろいろな物質が混ざっている点がまず違う。漢方でよく聞く植物由来の「当帰」は、種、花、茎、葉、根などが混ざっている。

あと解熱一つとっても、例えば西洋薬のアセトアミノフェンは体質にかかわらず熱を下げるけど、漢方薬は風邪の引き始めか否か、胃が強いか弱いか、体力があるかないかなど体質や状態で薬が変わるし、解熱以外に鼻水や咳、節々の痛みも和らげるなど、複数の作用を併せ持っている。


 オリガ  冷えやむくみ、不定愁訴など、西洋医学では異常なしと言われる未病に対応できるのも漢方ならでは。

 直子  女性向けならイライラ、落ち込み、むくみ、ニキビ、めまいといった月経困難症に対する漢方薬があるし、月経痛や更年期のホットフラッシュを和らげる漢方も。こむらがえりや、検査で異常はないけど動悸に悩む人向けのものもある。


 オリガ  私が漢方に出合ったのは日本に来た直後の25歳。月経不順と子宮内膜症で常におなかが痛くて、海外では手術するかホルモン療法しかなかったけど、漢方薬を飲み始めたら3週間で楽になった。できないと言われていた子どもも3人できたしね。今では家族で愛用してて、漢方がない海外には住めない(笑)。

 直子  私は咳ぜんそく持ちで西洋薬の強い咳止めをいくら飲んでも止まらないくらいひどかったんだけど、30代のころ、同僚の勧めで「麦門冬湯」を飲んだら10分くらいで治まって驚いた! 漢方薬はゆっくり効くイメージがあるけど、即効性があるものもある。

 オリガ  幾つか試してみるのも大事だよね。私は更年期で不安感が強くなった時、よく使われる3大漢方は効かなかったけど「六君子湯」で楽になった。胃腸薬として知られているけれど、冷えや鬱への作用もあるからね。同じような症状でも人によって合う薬は違うから、受診の際は自分の体調を上手に伝えるのが大事。

 直子  手足がほてる、眠れない、下痢気味など、一見、婦人科と関係なさそうな話が重要だったりするからね。
生理痛を和らげようと飲んだら、めまいや頭痛、冷えも楽になったという具合に、総合的に改善されるのが漢方。西洋薬とは考え方も患者の見方も違うし副作用もあるから、漢方薬を扱う医師や薬剤師に相談して、自分に合う薬を処方してもらうのが大切。


 オリガ  粉薬や漢方の苦みが苦手な人もいるよね。

 直子  錠剤やカプセルもある。病院だと保険も利くから、まずは相談してみて!



たかみやぎなおこ/Naoko女性クリニック院長。1961年、長崎県生まれ。佐賀医大(現佐賀大医学部)卒業後、87年に来県。琉大医学部附属病院や県内の公立、個人病院等で産婦人科医として勤務後、開業。1女2男の母。産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、更年期に関するメノポーズカウンセラー



えりせーばおりが/沖縄科学技術大学院大学(OIST)アクセラレーター プロジェクトリーダー。1971年、ベラルーシ出身。同国立医科大学卒業後、国立血液研究所医師をへて96年来日。大阪大学医学博士課程を修了後、OIST、理化学研究所にて癌免疫研究。自身の更年期を機に女性の健康に関する研究に着手
『週刊ほ〜むぷらざ』話そう! 女性のカラダのコト⑬
第1811号 2022年4月21日掲載

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徳正美

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