『沖縄ビジネスパーソンのための悩み解決に役立つPR的思考術』

「口ベタで説明が苦手」「会議でだまってしまう」「新しい企画がなかなか浮かばない」など、仕事でぶつかる課題解決のヒントをまとめた『沖縄ビジネスパーソンのための悩み解決に役立つＰＲ的思考術』がこのほど発刊された。著者は県出身のＰＲプランナー・吉戸三貴さん＝写真。

本づくりのきっかけは「たくさんの沖縄の企業と仕事をする中で聞いた、『いい物を作っている自信はあるけれど、発信や表現が下手でチャンスを逃がしているのが悔しく、もどかしい』という声」。本書は、そうした県内のビジネスパーソンたちのリアルな声を基に、Ｑ＆Ａ形式でまとめられている。

例えば女性に多い「話が長くて分かりにくいと注意される。要領よく説明できるようになりたい」という悩みには、「２ステップで試す『一言まとめ』の練習を」、といった具合。具体的で分かりやすく、興味のある項目から読み始められるのもうれしい。

「アドバイスはどれも、１６年間ＰＲに携わり課題解決に取り組む中から導き出した思考術＝①ゴールを見極め②現状を把握し③最適な解決法を組み立てる、が基になっています。仕事の悩みは働く環境や気持ちによって変わる。その時々に合わせ、ちょうどいいところをつまんで使ってもらえたらうれしい」と呼び掛けた。


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2020年12月15日（火）必着。

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