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2023年10月19日更新

タイ・チェンマイ|寺院から市内を一望[やっぱり旅が好き!⑥]

幼少期や大学在学中にタイに住み、今もタイをよく訪れる冨松寛考(ひろのり)さん。9月に訪れたばかりの北部・チェンマイを「自然が多く、伝統文化が特徴の古都。伝統的な寺院からは市内を一望できますよ」と紹介する。



タイ・チェンマイ
寺院から市内を一望
多くの観光客が訪れる「ワット・プラタート・ドイステープ」 
多くの観光客が訪れる「ワット・プラタート・ドイステープ」(写真はすべて冨松さん提供)


-どんなところ?

タイ国内第二の都市であるチェンマイは、タイ北部にある、美しい自然と伝統的文化が特徴の古都。13世紀後半にランナー王朝が栄えた場所として有名です。穏やかな人が多く、あいさつも他の地域と比べて軟らかい口調です。

関西国際空港からは直行便がありますが、それ以外は、ほとんどが首都バンコク経由。バンコクからは飛行機で約1時間です。

チェンマイ市内を観光するなら小型トラックの荷台を改造した乗り合いタクシーのソンテオを利用するのが便利です。旧市街地内では一部のエリアが歩行者天国になり、毎週日曜に多数の雑貨店が出店する「サンデーナイトマーケット」が開かれるので、週末に訪れてはいかがでしょう。



「チェンマイ」の基本情報

国名:タイ王国
首都:バンコク
言語:タイ語
通貨(レート):※バーツ 1バーツ=4.08円(2023年10月11日現在)

沖縄からのアクセス例:現在、沖縄からチェンマイへの直行便はなし。バンコクに向かい、その後飛行機などでチェンマイを目指す。



-見どころは?

チェンマイの代名詞とも言われ、現地の人々が口をそろえておすすめする寺院「ワット・プラタート・ドイステープ」は必ず足を運んでほしい場所です。本堂の中は、静寂に包まれて落ち着ける空間。心地よい風を受けながらチェンマイ市内を一望できる絶好のスポットです。

タイは11月頃に雨期が明け、2月頃まで過ごしやすい季節。その時期は各地で祭りやイベントが多く開催されます。特にタイ全土で雨期明けの満月に開催される灯ろう流しの祭り「ロイクラトン」や、空に灯ろうを上げる祭り「コムローイ」は幻想的ですよ。また、1~2月はフラワーフェスティバルや工芸のイベントなどが開催されます。

市内から東側にあるボーサーン地区では、すき紙(和紙)を使った日傘に絵付けしたものや、天然のウグイス色が美しい焼き物のセラドン焼きも必見です。

 
伝統料理「カオソーイ」はカレースープに麺が入っている
伝統料理「カオソーイ」はカレースープに麺が入っている
 
サンデーナイトマーケットの様子

ゾウに餌を与えられるエレフィンカフェの様子ゾウに餌を与えられるエレフィンカフェの様子


-どんな料理がある?

タイ北部の伝統料理「カオソーイ」はぜひ食べてほしい一品。ココナツミルクを使用したカレースープに絡まる卵麺のバランスが絶妙です。2022年には、旅行情報サイトの世界のスープ50選で1位に輝きました。具材は豚肉、牛肉、鶏肉から選べますが、まずは鶏肉で食べてほしいです。トッピングで高菜やエシャロットを加え、ライム果汁を搾ると味に深みが出ます。そのほかにも、チェンマイソーセージもおすすめです。

タイはコーヒー豆の産地であり、中でも注目したいのが、市内から南側に位置するハーンドン地区の山のふもとにある「エレフィン・カフェ」。自然の中でコーヒーを楽しみながらゾウに餌を与えて触れ合いを楽しめます。タイ産のコーヒー豆をお土産に購入するのもいいですね。

タイの飲食店やデパートなどは空調が効いているところが多いので、羽織るものを1枚持っておきましょう。

漫画クッキングパパ122巻では、私が登場してチェンマイについても紹介しています。ぜひチェンマイの魅力を探してみてください。


 

 紹介してくれた人 
冨松寛考さん1971年、大分県出身。父の仕事の都合で幼少期の2年間をタイのコンケンで過ごした。大学在学中と卒業後はタイの首都バンコクで1年8カ月暮らした経験がある。現在はタイ国政府観光庁福岡事務所で勤務。



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聞き手・比嘉知可乃
『週刊ほ〜むぷらざ』やっぱり旅が好き!<6>
第1889号 2023年10月19日掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
比嘉知可乃

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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
真面目な話からくだらない話まで、「読んだ人が誰かに話したくなる情報」
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