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2023年5月18日更新

[やっぱり旅が好き!①]韓国・釜山(プサン)

県内に暮らす外国人や海外生活経験者が、行ってほしいところ、楽しんでほしいことを紹介します。

読者の皆さんの関心が高い「旅」をテーマに新連載がスタート! 県内に暮らす外国人や海外生活経験者が、行ってほしいところ、楽しんでほしいことを紹介します。1回目は韓国の釜山(プサン)の情報です♪

韓国・釜山(プサン)
歴史と自然と美食のまち

-釜山はどんなところ?

釜山は韓国第2の都市。海や山といった自然が多い地域でありながら、近代的な施設や観光スポットもたくさんあります。

方言があって、気は強いけど情け深く、義理人情をすごく大事にする人が多い。韓国の映画やドラマは、釜山が舞台になることが多いんですよ。


「釜山」の基本情報


国名:大韓民国
首都:ソウル
言語:朝鮮語
通貨(レート):ウォン
1ウォン=0.1円(2023年4月24日現在)

沖縄からのアクセス:現在、沖縄から韓国への直行便は仁川空港のみ。釜山空港に行くには「那覇ー仁川ー釜山より、那覇ー福岡ー釜山が便利」とチュさん。福岡からの所要時間は約1時間


-チュさんイチオシの釜山観光は?

まずは、甘川文化村(カムチョンムナマウル)=下写真(1)。カラフルな街並みが「映える」と、若者から人気です。もとは朝鮮戦争のときに避難してきた人々によって山の傾斜に形成された集落。伝統的な建築様式の「韓屋」があったり、歴史や文化を伝えるための施設、体験プログラム、伝統料理を味わえる飲食店などがあり、幅広い年齢層の人が楽しめます。



写真(1)甘川文化村。山の傾斜にカラフルな住宅が立ち並んでいる

釜山ではぜひ海も見に行ってほしいです。有名なのは海雲台(へウンデ)ビーチですが、私のおすすめは、広安里(カンアンリ)ビーチ=下写真(2)。景観が美しく、地元の人にも人気です。周辺の屋台や広安里民楽刺身(カンアンリミンラッフェ)センターで好きな食べ物を買って、いろいろな色にライトアップされる広安大橋の夜景を眺めながら食べると最高です(笑)。


(2)広安里ビーチから眺める広安大橋。夜はライトアップされる

他には、釜山の街を見渡せる釜山タワーも有名ですが、私のおすすめは、ロッテデパートの屋上。眺望が良くて無料です(笑)。デパートでお土産を買いながら寄ってみてください。

-おすすめの釜山料理は?

南浦洞(ナムポドン)の屋台やレストランで韓国料理を堪能してください=下写真(3)。釜山名物のクッパは、私も帰国したら必ず食べたい料理。クッパは豚肉をじっくり煮込んだスープで、優しい味が特徴です。朝鮮戦争で釜山に避難した北側の人たちが広めた料理とされ、韓国の歴史を伝えるソウルフードです。

いろいろな種類の貝を焼いた料理もすごくおいしい。釜山の人はよく食べるのでどこも量が多いんです。レストランではメインメニュー以外にたくさんの小鉢が出てくるので、びっくりするかもしれません(笑)。



3)南浦洞にはたくさん屋台があり、おいしい韓国料理が堪能できる。写真提供はチュ・ソンミンさん

最後に、釜山観光の交通手段についてアドバイスすると、釜山は「パリパリ(早く早く)文化」があり、人も運転もせっかちなんです(笑)。レンタカーよりバスや地下鉄などの交通アクセスが便利で安心して移動できると思います(笑)。



 紹介してくれた人 
チュ・ソンミンさん
1994年、韓国釜山出身。2019年、沖縄移住。「沖縄と韓国の架け橋になる」ことを目指し、(株)OKIKANGを設立。県内最大級の韓国語スクールや輸入代行サービス、翻訳・通訳業務などを行う。

 


『週刊ほ〜むぷらざ』やっぱり旅が好き!<1>
第1867号 2023年5月18日掲載

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