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2022年7月7日更新
[ニュース]ブセナと久米島のサンゴ保全に助成|ザ・テラスホテルズ㈱
【funokinawa News Clip】
写真左から、県サンゴ礁保全推進協議会の中野会長、OCVBの下地芳郎会長、AAJのオマール アル アムーディ代表取締役社長、ザ・テラスホテルズの新垣瞳取締役、久米島漁業協同組合の田端裕二理事長
県サンゴ礁保全推進協議会は6月22日、名護市の万国津梁館で「アラムコ沖縄サンゴ礁保全基金 サンゴ養殖移植助成事業始動報告会」を開いた。会では、推進協議会を通してアラムコ・アジア・ジャパン㈱(AAJ)から県内2団体の活動へ、今後3年間助成を行うことが報告された。
助成の対象は、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)とザ・テラスホテルズ㈱の共同プロジェクトと、久米島漁業協同組合の2団体。それぞれ、ブセナ海中公園、久米島近海でサンゴ礁保全を目指した育成・植え付けを行っている。
協議会の中野義勝会長は「気候変動でサンゴが危機的状況に陥っており、慎重に人が介入する必要がある」と話した。AAJのオマール アル アムーディ代表取締役社長は「この息をのむほどに美しい海を守る一助になると幸いだ」と期待した。
その後、2団体による活動の報告があり、久米島漁業協同組合は2018年度からAAJの助成を受けて取り組んできたサンゴの養殖の成果として、今年5月に撮影されたサンゴの産卵の映像などを披露した。
週刊ほ〜むぷらざ「Newsクリップ」
第1822号 2022年7月7日掲載