漢方薬専門相談員として、相談者の話にじっくりと耳を傾ける瓜生田さん。一人一人に合わせた漢方薬を選び丁寧にアドバイスする


丁寧なフォロー
人生に寄り添う

漢方みず堂薬局 浦添パルコシティ店
店長　瓜生田（うりうだ）治さん

全国15店舗、沖縄でも2店舗を展開する漢方相談薬局「漢方みず堂薬局」。昨年から「漢方みず堂薬局浦添パルコシティ店」の店長を務める瓜生田治さん（56）は、漢方の専門相談員であり、管理薬剤師でもある。「漢方相談でお客さまの未来が変わることがある。その喜びを共有できたとき、すごくうれしく、感動します。私たちはお客さまの人生に関わらせていただいている。よりたくさんのお客さまの良い未来をお手伝いしたい」と笑顔で語る。


Ｑ　相談の流れは？

A　初回は1時間ほどかけ、これまでの経過や体質、生活スタイルなどをじっくりお聞きします。例えば鼻炎なら、ただ鼻水を止める対症療法ではなく、症状の根本的な原因を探るのが漢方。沖縄で多いアレルギー性鼻炎は、高湿度による体内の水分バランスの乱れも原因と考え、東洋医学的なアプローチで根本改善にあたります。

当店ではお客さまの8割が、煎じ薬を飲まれています。市販のエキス剤や錠剤に比べ、濃度が高く吸収も良いのが特徴です。250種類以上ある中から一人一人に合わせて選び、提供しています。
 

浦添パルコシティ1階「漢方みず堂薬局」のスタッフ。3人の専門相談員が相談に応じ、フォローも丁寧に行う

Ｑ　漢方専門相談員として心掛けていることは？

A　「あなたのそばで家族のように」を心掛け、お客さま一人一人の症状や体質をじっくりお聞きし、深い悩みを引き出すことを大切にしています。単に漢方薬をお渡しするだけでなく、お客さまの気持ちにしっかりと寄り添い、一緒に悩み、一緒に考え、一緒に喜びながら、心身のサポートをさせていただいています。

1度ご相談いただくと専任の相談員が付き、完全担当制でフォローしています。電話やメールなどでの確認や相談を随時行いながら、継続的なサポートを行っています。


Ｑ　どんな相談が多い？

A　ダイエットの相談が最も多く、赤ちゃんをお望みの方の不妊症、慢性的な皮膚疾患、不眠症やうつ症状などの自律神経のお悩みが続きます。

漢方ダイエットは、痩せやすく太りにくい体質に整える事で、リバウンドしにくくなるのが利点です。カロリーを落として体脂肪を落とす方法と、食べたものの吸収を抑えて体脂肪を落とす方法を組み合わせます。「高血圧、糖尿病、脂質異常といった生活習慣病の改善につながった」「疲れにくくなった」「むくみが取れた」という声が多数寄せられています。

長年の不妊に悩んでいた方がご出産され、赤ちゃんを連れて来店してくださったり、自律神経の不調で通学できなかった学生さんが復帰されたりとうれしいご報告をいただくこともあります。お客さまの人生の転機に関われることが、私たちの大きな喜びです。


漢方ダイエットキャンペーン


同店では3月1日から6月末まで、ダイエットキャンペーンを実施。「10日で2キロ減、1カ月5キロ減を目指します。お客さまに合ったダイエット法をご提案。ご予算面も何なりとご相談ください」と瓜生田さん。ヴァインドラッグ末吉薬局でも開催。

漢方みず堂薬局 浦添パルコシティ店
浦添市西洲3-1-1
電話＝098（943）0692

↓画像をクリックすると、「漢方みず堂」のホームページへ

『週刊ほ〜むぷらざ』発信！沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー＜436＞
第1960号　2025年03月06日掲載