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2024年11月14日更新

やってみよう!防災|プロパンガスで災害時に発電

読者アンケートでも、リクエストの多かった「防災」。防災対策をやってみた主婦の座談会と、プロが勧める、すぐできる対策を紹介します。できることから、防災対策を始めませんか。


 

プロパンガスで災害時に発

仲本豊さん。防災士。自治会長として地域の防災にも力を入れている

◆ ◇ ◆ ◇ ◆
 
電力などを介さず、独立して稼働するプロパンガスは、災害で電気や都市ガスなどのライフラインが寸断された場合にも使用ができ、災害に強いエネルギーと言われている。

有限会社仲本プロパンの仲本豊代表取締役専務は、防災士。ガスを使って発電や煮炊きができる「災害対応型LPガスバルク供給システム(災害対応バルク)」の導入に、積極的に取り組んでいる。『各地域に、小さな発電所ができるイメージ。いざという時の備えになります」

災害対応バルクは、ガスを貯蔵し、煮炊き釜やコンロ、発電機などをセットしたもの。同社は使い勝手を高めるため、バルク用のガス栓ボックスを自社で製作。国の補助金(バルクに8割、発電機などに5割)を使い、集合住宅や店舗など11件に設置した。「今後は地域の自治会と協定し、災害時に煮炊きや、お風呂やトイレを地域の人に開放できるようにしたい」と話す。

 

ガスで煮炊き釜や発電機を動かす災害対応バルク=写真提供/仲本プロパン
 

バルクで使うガス栓ボックスは、同社オリジナル

㈲仲本プロパン 電話=098(891)6200
↓画像をクリックすると、「仲本プロパン」ホームページに

取材/栄野川里奈子
『週刊ほ〜むぷらざ』やってみよう!防災
第1945号 2024年11月14日掲載

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