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2022年9月15日更新

[沖縄]尿の困りごと① 尿を出し切るときに痛い!|身近な病気もっと知ろう 家族の医学手帳(100)

家族の健康が気がかりな「ほーむさん」が専門のドクターを訪ね、気になる病気について聞くこのコーナー。今回から4回にわたり、中高年女性に多い尿の困りごとにスポットを当て、日本泌尿器科学会の専門医である町田典子先生に話を聞きます。今回のテーマは中高年女性の膀胱(ぼうこう)炎です。

中高年女性に多い膀胱炎
尿の困りごと①

Q1 よくある膀胱炎の症状と治療法は

女性は尿道が短く、陰部や肛門周辺の細菌が膀胱に入りやすいため、細菌性の膀胱炎を起こしやすいですね。主な症状は、尿を出し切るときの痛み、残尿感、頻尿、尿の濁り、血尿などで、拭いた際にトイレットペーパーに血が付くこともあります。尿検査の結果、細菌性膀胱炎であれば、抗生物質を処方します。2、3日から1週間ほどで完治します。放置しておくと、細菌が腎臓に及び、腎盂(じんう)腎炎になる場合もありますので、しっかり治療しましょう。
 

Q2 細菌感染を防ぐには?

清潔にしているつもりの生活習慣が細菌感染や再発の原因となることもあります。例えば排便後に後ろから前に向かって拭く、排尿後にゴシゴシ拭く、排便後だけではなく排尿後も温水洗浄便座で洗う、不衛生な可能性のある外出先の温水洗浄便座を使う、毎日の入浴時に陰部をせっけんで洗い過ぎ、粘膜を守ってくれる常在菌まで洗い流してしまい、粘膜の乾燥を引き起こしている、おりものシートや尿漏れパッドを長時間交換せず不衛生なまま使用しているなどです。

また、加齢により骨盤底筋が緩み膀胱が下垂したり、閉経後の女性ホルモン低下で外陰部が萎縮したり外尿道口が狭くなると、再発しやすくなります。


 尿がたまると痛む膀胱炎も 

Q3 違う症状の膀胱炎もあるの?

尿がたまると痛み、排尿すると楽になる、中高年の女性に多い間質性膀胱炎というタイプの膀胱炎があります。中でもハンナ型間質性膀胱炎は指定難病とされています。細菌感染が原因ではないため、尿検査だけでは診断できず、最終的には膀胱鏡での検査が必要になります。診断が難しい病気なので、思い当たる方はぜひ泌尿器科を受診してください。


◇       ◇       ◇
 


町田典子さん/まちだ泌尿器科クリニック院長 医学博士
まちだ・のりこ/琉球大学医学部医学科卒。日本泌尿器科学会専門医。琉球大学医学部附属病院、那覇市立病院、中頭病院、中部徳洲会病院などを経て、2021年12月にスタッフが全員女性のまちだ泌尿器科クリニックを開業。


まちだ泌尿器科クリニック
電話098-921-4145
沖縄市美里仲原町28-18


次回は、骨盤臓器脱について聞きます。

文・堀基子(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』 家庭の医学手帳<100>
第1832号 2022年9月15日掲載

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