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2022年6月23日更新

[沖縄・美容形成外科]当山美容形成外科が開院70周年|教えて!ドクター当山〈249〉

当コーナーでおなじみ、当山美容形成外科が今年で開院70周年を迎えます。今回は、日本に形成外科がなかった時代からこの分野に着手し、親子3代にわたって県内外の美容医療をけん引し続ける同院の歴史を、3代目の当山拓也院長が懐かしい写真と共に振り返ります。

当山美容形成外科が開院70周年

美容医療で地域と社会に貢献

当コーナーでおなじみ、当山美容形成外科が今年で開院70周年を迎えます。今回は、日本に形成外科がなかった時代からこの分野に着手し、親子3代にわたって県内外の美容医療をけん引し続ける同院の歴史を、3代目の当山拓也院長が懐かしい写真と共に振り返ります。



初代院長 當山  堅次氏


2代目院長 當山  護氏


3代目院長 當山  拓也氏

形成外科の生みの親と親交
沖縄でいち早く手術を実施


当院は1952年に、私の祖父・當山堅次が兄の堅一と桜坂で開業したのが始まりです。当時は「當山医院」として内科・外科を標榜していました。

祖父は一般外科を担当していましたが『何か面白いものがないか』と東京に赴いた際、出会ったのが、後に「日本の形成外科の生みの親」と言われる東京警察病院の大森清一先生。当時の日本に形成外科はまだなく、英語表記の「Plastic Surgery(プラスチックサージェリー)」で呼ばれていました。

意気投合した2人は酒を酌み交わしながら親睦を深めたそう。大森先生はお弟子さんを連れ、たびたび来沖し手術をされるようになり、当院は沖縄でいち早く形成外科の手術が行われる場となりました。

形成外科・美容外科を広め
地域医療にも足跡残す


そうしたご縁から、父・護は警察病院へ国内留学し大森先生の指導のもと形成外科を習得。帰沖後、「当山美容形成外科」として祖父と共に治療にまい進しました。

当時沖縄には体の疾患だけでなく、術後の傷跡まで考慮して治療にあたる形成外科はまだなく、当院には大変多くの患者が来院。美容医療の必要性を感じた父は、診療科目を当山美容形成外科に変更し多数の手術を手掛けてきました。

一方で、日本臨床形成外科医会会長や日本美容外科学会会長、日本医学脱毛学会会頭を歴任。那覇市医師会長、那覇市医師会看護学校校長、沖縄県医師会副会長を務め、地域医療にも大きな足跡を残しました。

脱毛とアートメイク専門医院設立
再生医療提供計画を取得


現在は3代目の私がクリニックを継承。形成外科専門医と美容外科専門医(JSAPS)の両方を取得しており、ことし院長就任5年目に入ります。

この間、脱毛とアートメイク専門のクリニック「当山美容形成外科アネックス」を設立し、沖縄の方々に最先端のアートメイクと専門施設ならではの脱毛技術を提供しています。

また難易度の高い第2種再生医療提供計画番号を5件取得。肌の加齢変化や変形性膝関節症などの治療が可能で、県内で複数の再生医療提供計画を取得している医療機関は当院のみです。

当院は今年開院70周年を迎えますが、これもひとえに長年にわたり当院を愛し、ご利用いただいている地域の皆さまのおかげです。医療は人と社会への最高のサービス業。美容医療を通して社会に貢献し、地域の皆さまに愛されるクリニックとして、次の100年を目指してまいります。


※次回は「当山美容形成外科開院70周年記念 オリジナル化粧品 オールインワンジェル」です。


<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com


<過去記事一覧>


『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<249>
第1820号 2022年6月23日掲載

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funokinawa編集部

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