ビューティー
2022年5月26日更新
[沖縄・メーク術]美容部員の化粧崩れ防止テク|美makeup
[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
美容部員の化粧崩れ防止テク
梅雨に入り、これまで以上に肌のベタつきが気になる季節。ふとマスクを外した時にも清潔感のある肌でいるためにも、化粧崩れ対策が必要不可欠ですよね。今回は現役美容部員も実践している化粧崩れ防止の「絶対に外せない基本テクニック」と「裏ワザ」をご紹介します。
基本は化粧下地
絶対に外せないのは“顔全体用”の化粧下地。ファンデーションの仕上がりを左右するほど重要なアイテムです。自分の肌質や肌悩みに合ったものをチョイスすると、より崩れにくい肌をキープできます。乾燥肌やオイリー肌、乾燥するのにベタつく混合肌など、自分の肌質に合わせて化粧下地を選ぶことが大切です。自分の肌質がわからない方は、化粧品カウンターで水分量を測ったり、肌測定アプリ等を活用するのもおすすめです。
頼れる部分用下地
肌表面をサラサラとした感触にしてくれて、テカリ・毛穴を補正する“部分用”の化粧下地を使用するのもGOOD。特にテカりやすいTゾーン(鼻・額)などに部分的に使用すると長時間サラすべ肌をキープできる、この時期ありがたいアイテムです。顔全体用の下地にプラスして、気になる部分のみに使用できます。「今日は絶対にテカりたくない!」という日に、頼れる1品になりますよ。
おしろいの重ねづけ
より崩れに負けない肌にランクアップさせる方法が「おしろいのサンドイッチ使い」(※左囲み)です。通常はファンデーションの仕上げに使うことが多いおしろいですが、裏ワザがあります「化粧下地を塗る→おしろいをつける→パウダーファンデーションを塗る→おしろいをつける」という順序で、おしろいを間に挟むように使用することで、脂浮きやテカリ対策につながります。汗や蒸れでヨレやすくなる目回りは、小さめのブラシを使って丁寧に重ねましょう。
仕上げにミスト
1日中崩れないメークをキープするには、仕上げ用の「フィックスミスト」をメークの最後にひと吹き! 肌にうるおいを与えながら、メークをピタっと肌に固定してくれるので、マスクの下でも崩れにくい肌が完成します。ポーチの中に携帯して、日中乾燥やメーク崩れが気になる時にこまめに吹きかけることで、1日中キレイが持続しますよ。化粧崩れを気にせず快適な肌で過ごせると、きっと自分の肌がもっと好きになって、いろいろなことにアクティブになれますよ。ぜひお試しください。
おしろいをフル活用
「おしろいのサンドイッチ使い(※本文)」をする際、特にヨレやすい目回りは小さめのブラシで丁寧に仕上げましょう。
(1) アイシャドーブラシなどにおしろいをたっぷり含ませたら、ティッシュなどで一度、余分な粉を払ってから肌にのせる。
(2) 上まぶた全体に、なでるようになじませる。→目の際まで丁寧につけると、アイラインやアイシャドーのヨレを防げる。
(3) 下まぶたは、ブラシがまつげの生え際に触れるよう左右に動かしてつける。→下まぶたに油分が残ったままだと、まばたきした際にマスカラが下まぶたに移ってにじみにつながってしまうため、目の際ギリギリまで丁寧におしろいを仕込んでおくことがポイント。
「週刊ほ~むぷらざメーク」係
『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1816号 2022年5月26日掲載 毎月第4週に掲載