ビューティー
2021年6月24日更新
[沖縄・美容形成外科]マスク時代だからこそのアートメイク|教えて!ドクター当山〈237〉
「マスクに口紅が付いて気になる」「口紅をしないとマスクを外した時に疲れて見える」といった悩みを抱える女性は多いよう。そんな女性たちに人気なのが、化粧をしなくても唇をふっくらと血色良く見せてくれるリップアートメイクだ。当山美容形成外科の当山拓也院長と、医療アートメイク担当の仲地千博さんに話を聞いた。
リップアートメイクでマスク生活の悩み解消
口紅なしで血色良く明るく
マスク時代だからこそのアートメイク
患者のオリジナルカラー
2種の専用針で皮内に染色
—リップアートメイクでどんな悩みが解決出来ますか? メリットについても教えてください。
当山
「口紅を塗らないと顔が疲れて見える」「マスクを外した時に唇の色を気にせずに済むようになりたい」などマスク時代ならではのお悩みから、「年齢と共に薄くぼやけてきた唇をどうにかしたい」「唇の血色が悪い」「口紅を塗っても思うように発色しない」といった声まで、さまざまな問題を解決することが可能です。
当院で行っている医療用のリップアートメイクは、2種類の専用針で皮内に染色することで、唇に明るさやボリューム感を持たせるよう改善できる、唇向けのアートメイク。口紅をしなくてもふっくらと血色の良い唇が保てるため、顔全体の印象が明るく華やかになります。マスクを外しても唇を気にしなくて済むので、マスク生活のストレスも軽減されますよ。
―施術は1回で済みますか? デザインや色味、所要時間は?
仲地
おおむね2回、色素沈着がある方は一度色を落ち着かせる必要があるため、2〜3回は通院いただいています。
デザインや色味は、カウンセリングしながら相談。ご本人の唇の色や色素沈着の有無、なりたいイメージ、肌色やライフスタイルなども加味して決めていきます。色は赤・ピンク・オレンジなど8種類を混ぜ合わせ、ご本人だけのオリジナルカラーを調色。所要時間は1回2時間半〜3時間程度です。
2種の麻酔で痛みを緩和
医療機関で安心・安全に
―痛みや施術後のダウンタイムは?
仲地
粘膜である唇は痛みを感じやすいところ。当院では施術時に、スプレータイプとジェルタイプの2種類の麻酔を使用しています。施術中も痛みがあれば常に麻酔を追加するため、10分ほどすると眠っている方がほとんどです。
施術直後は、腫れが出やすく、ヒリヒリ感が出ますが、だいたい2〜3日で治まります。また唇が皮剥けしてくるため1週間ほどは見た目が気になりますが、マスク生活の今ならその点も安心ですね。
―リップアートメイクを希望する読者にアドバイスをお願いします。
当山
アートメイクは現在、医療機関で行うことが義務づけられている医療行為です。医療機関で行うことで、安心・安全に施術が受けられるほか、施術中の痛みの緩和や、アフターフォローも万全の体制で行うことが可能。例えばヘルペスが持病にある人は悪化する恐れがあるため、坑ウイルス薬を飲んで予防していただいています。
働く女性から上は70代、舞台人や講師など人前に出る機会の多い方からも人気の施術。お気軽にお問い合わせください。
―新しいヒアルロン酸を使った施術を受けてみたいと考える読者に、アドバイスをお願いします。
当山
シャープな輪郭を作り出すのは手術だけではありません。
頬やフェースラインのたるみが気になる、2重アゴで首との境が曖昧になってきたとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当山 拓也 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2016年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。17年6月、同院院長に就任。
仲地 千博さん
当山メディカルアートメイク担当
那覇市医師会那覇看護学校卒業。2009年当山美容形成外科入社。17年に医療アートメイク資格取得。現在に至る
<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com
※次回は「東京大学発TOPs細胞を用いた再生医療」です。
<過去記事一覧>
『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<237>
第1768号 2021年6月24日掲載