「糸を使ったたるみ治療」について|教えて!ドクター当山〈230〉|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

もっと美しく

ビューティー

2020年11月26日更新

「糸を使ったたるみ治療」について|教えて!ドクター当山〈230〉

シミやくすみ、シワに加え、「たるみ」が気になり始める秋。そんなたるみの治療として注目を集めているのが、溶ける糸を使った「糸リフト」だ。「当院の糸リフトは、引き締めタイプと引き上げタイプの2種類。どちらも手軽さとその効果からリピーターが多い施術です」と当山美容形成外科の当山拓也院長。その特徴を聞いた。

ビューティー

タグから記事を探す

「引き締めタイプ」と「引き上げタイプ」の2種類

溶ける糸使った糸リフトが人気

「糸を使ったたるみ治療」について 

買い物に行けるコグなし
引き上げ力強いコグつき


―秋は、たるみが気になる季節と聞きます。
当山
夏に大量の紫外線を浴びて肌がダメージを受けていることに加え、エアコンによる血行不良や乾燥により、コラーゲンの生成が衰えているのが秋の肌です。ファッションも、夏に比べて首元を隠すタイプを着る機会が増えるため、顔のたるみが目立ちやすくなるんです。 そんなたるみの治療として当院で人気なのが、溶ける糸を使った「糸リフト」です。

―「糸リフト」の特徴を詳しく教えてください。
当山
糸リフトは「引き締めタイプ」と「引き上げタイプ」の2種類があります。 「引き締めタイプ」は、3㌢と4㌢の極細の糸を50本ほど使います。それらをクロスさせながら顔全体にキルティング状に入れていくことで=図参照、気になるたるみを引き締めるというもの。多少の内出血はあるものの、お化粧すれば施術後にショッピングにも行けることから、「ショッピングスレッド」とも呼ばれているほどです。 もう一つは「引き上げタイプ」。こちらは細かいコグ(突起)が付いた溶ける糸を使うのが特徴です。6~10㌢ほどの糸を、フェイスラインやほうれい線からこめかみあたりに向けて、4~8本入れていきます。半年から1年ほどで溶けて吸収される糸を使っているので、安心で安全。糸は年々改良されており、現在は1本で700㌘ほどの重さを引き上げることが可能になっています。

術後2週間後から変化実感
高効果と手軽さリピートに


―効果はいつごろから実感でき、どの程度持続しますか?
当山
引き上げタイプはその日から、引き締めタイプは1~2週間後ぐらいから効果を実感。溶けた糸はコラーゲンに置き換わるので、個人差はありますが、半年~1年半ほど効果は持続します。より自然な引き締め、引き上げ効果を保つなら、半年に一度くらいのペースで糸を足していくといいですね。 また、引き上げる力が強い糸を使うとはいえ、たるみの度合いによっては当然、限界も出てきます。その場合は、他の治療と併用することで効果を得やすくする工夫も必要。当院オリジナルの脂肪溶解注射やヒアルロン酸などと併用すると、より効果的です。

―術後に痛みはありますか?
当山
引き締めタイプはさほど痛みはなくチクチクとする程度ですが、引き上げタイプは、例えば洗顔する際など、顔を抑えた時に生じる痛みが約2週間ほど残ります。が、手術に比べて腫れが少なく手軽で、何より効果を実感できるのが人気の理由。大半の女性がリピートされます。部位や程度、ご予算に応じて糸の種類や本数は調整できますので、ご相談ください。



当山 拓也 氏
当山美容形成外科 院長

東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2016年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。17年6月、同院院長に就任。


<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※次回は「痩せるホルモン『GLP-1』によるダイエット大作戦」です。

<過去記事一覧>


『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<230>
第1738号 2020年11月26日掲載

ビューティー

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:4461

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る