ビューティー
2020年9月3日更新
体の余分な熱を取るココナツオイル|心も体も健康にアーユルヴェーダ
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を、知念伽央梨さん(i‐PLANA代表)が紹介します。今回は体の熱を取るココナツオイルを使ったゴーヤーのレシピを紹介します。
ゴーヤーのココナツオイルアヒージョ風
ココナツオイル……100ml
ゴーヤー(小)………1/3本
ヘチマ……輪切りを4~5枚
パパイア…角切りにしたものを5~8個
オクラ…………………1~2本
ミニトマト……………1~2個
ピィパーズ…………………適宜
ニンニク……………………1片
岩塩…………………………適宜
ブラックペッパー…………適宜
※冷蔵庫に残っている野菜や魚介でお試しくださいね。
好みの夏野菜を使って
【作り方】
(1)野菜は皮をむき、それぞれ切る。
(大きさはお好みで。それぞれそろえると火の通りが一定で良い)
(2)ココナツオイルを小さな鍋(直径15~17センチ)に入れ、中火で加熱する。
(3)ニンニクはみじん切り、またはそのまま入れ、その他の材料を入れる。
(4)約1~2分加熱し、材料が軟らかくなったら火をとめる。岩塩やブラックペッパー、ピィパーズなどでお好みの味に仕上げる。
召し上がる際にハーブ(バジルがオススメ)を足して爽やかに。
季節や体質に合う油を
ゴーヤーを栽培していますが、いくつかは小さな実のまま、黄色くなってしまいました。調べてみると、日照不足、水が少ない、または水が多過ぎるなどが原因のようです。
成長に必要とされるものが不足したり多過ぎたりすると、実を構成する要素が十分でなく、本来の大きさや形にならないのですね。
とはいってもせっかく生まれてきた小さな黄色いゴーヤーをどう料理しようか考え、オリーブオイルのアヒージョならぬ、ココナツオイルのアヒージョ風を作りました。
ココナツオイルはアーユルヴェーダでは「体の余分な熱をとる」と考えられています。特に暑がりの方には、ココナツオイルはおすすめですよ。加熱したココナツオイルでも体の熱をとれるの? という声が聞こえてきそうですね。アーユルヴェーダでは、食材の属性は冷やしても加熱しても変わらないと考えられています。
強い日差しで夏の体は乾燥してしまいます。上質な油で潤し、夏野菜でパワーアップ! 元気に夏を過ごしましょう。
株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨さん
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー
i-PLANA(アイプラーナ)
080-6495-6549
メール/iplana.ayurveda@gmail.com