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COLUMN

翁長響子

2018年3月25日更新

美容師のファッション|KOS HAIRDRESSING・翁長響子のコラム

美とファッションの街「ロンドン」で腕を磨き、地元沖縄で美容室を経営する美容師・翁長響子さんがつづる「美」のコラムです。私のインスピレーションvol.04

美容師さんってなんだか独特なファッションをしていると思いませんか?
街を歩いていて、あーこの人美容師さんかな? と思う事
私はよくあります。皆さんとても個性的なイメージあります。

私もその中の一人。
私はサロンでいつも黒い服を着る。
それは、わたしのユニフォームであり、戦闘服。

海外の美容師さんに全身黒のファッションをする人は多い。
実際私の働いていた会社はドレスコードがあり、黒か白の服を着なければならないと、社則に明記されていた。
他のサロンでも黒いファッションは主流だった。



私達ヘアースタイリストはカラー剤やスタイリング剤などと共に仕事をするので、黒い服は汚れを目立たなくさせ実用的。
身長や体型を問わずプロフェッショナルにみせ、自信と強さに満ち溢れたスタイリストを演出する。

クローゼットを開けると真っ黒!
洗濯物を干すと、全部黒!!!
それはすこし異様な光景。

スタイリストになる前はカラフルな服が大好きだった私が仕事に行く時も黒、休日も黒。朝も黒。昼も夜も黒。
いつのまにか24時間365日私はスタイリストだった。



ロンドンオリンピックの年に帰国して、4年前に沖縄でKOS HAIDRESSINGをオープンした。
向こうで学んだ事をベースにし、でもきちんと休息が取れるように、と決めたルールが仕事は黒。休日は黒以外!



仕事とプライベートのON/OFFをファッションで。
なんだか考えすぎともとられるかもしれないが、私にはうまく働いている。

ただ、周りには私がいつも黒い服を着ているという印象があるらしく、結婚式にも黒い服で出席していると勘違いされる。
イメージとは恐ろしいものだ。



ちなみにピンクの服が私。どうみてもピンクだと思う。(笑)

もしも、外国の美容師さんファッションが気になった方がいたら
”Why hairdressers wear black”と、google先生に聞いてみて下さい。


翁長響子さんのコラム
・vol.04 美容師のファッション​
・vol.03 PASSPORT CONTROL
・vol.02 suitscase
・vol.01 世界をインスパイアするイラブチャー

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翁長響子

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宜野湾市出身 美容師
20歳の時、単身イギリス、ロンドンへ渡る。
ロンドンで美容師資格を取得。現地の有名サロンで10年の経験を積む。
サロンワークのみならずLONDON FASHION WEEKのバックステージを12シーズン務める。雑誌の撮影や賞の受賞、入賞も経験。
30歳で帰国。
その後、宜野湾市真志喜で KOS HAIRDRESSING をオープン。

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