【PR】沖縄の観光土産菓子メーカー・株式会社ナンポー、備蓄食を開発 防災事業2社との座談会で見えた事は

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観光土産菓子の製造販売を手掛ける株式会社ナンポーは、災害時の備蓄食の開発にも力を入れている。防災事業を手掛ける2社との座談会で、沖縄の災害時の地理的リスク、家庭での備蓄の重要性、ナンポーの備蓄食の特徴や開発秘話について話し合われた。

ローリングストックを活用 食べながら備えよう!

沖縄県の地震のリスクや、その備えとして大事なことは?

宮平 沖縄でも、今後30年以内に本島の北西沖でM7〜7.5程度の地震が起こる確率は60%程度、与那国島周辺では90%程度以上と評価されています。一方、阪神・淡路大震災や熊本地震は、発生前の確率がほぼ0%から数%程度でした。確率が低くても大地震は起きているため、日本では、いつ大きな地震が起きてもおかしくないという認識が必要です。

阿部 本当に災害ってどこで何が起きるか分からないですし、地震に限らず最近は火山の噴火や、大雨による水害で大変なことになっていますよね。日頃の備えが大事ですね。

宮平 沖縄のような島しょ地域は、本土の被災地のように陸路を通じて支援物資を届けられないという地理的なリスクがあります。海路や空路による輸送も、地震や津波によって港湾・空港施設がダメージを受けた場合、相当な時間がかかると予想されます。

阿部 10年前の熊本地震では、全国から支援物資が届いても、避難所で誰がどのように分配・配布するか体制が整っていなかったため、被災者に届くのに時間がかかった、いわゆる「ラストワンマイル問題」が発生しました。先の熊本地震でも、私は自社の非常食などを届けに震災3日後に被災地へ行きましたが物資はまだ全然届いてなかったです。本土でこのような状況ですから沖縄はより備えが必要だと思います。

宮平 災害への備蓄に関して、沖縄県の計画では、大規模地震発生時に人口の1割弱の3日分を公的備蓄で賄う想定です。自力で準備が困難な方を支援するための、あくまで補完的な位置づけなので、災害初期は『自分の身や家族は自分たちで守る』という自助の意識で、家庭内備蓄を心掛けることが大事です。備蓄は基本的に3日分と言われますが、島しょ県である沖縄は1週間分の食料や生活用品を備えてほしいと思います。備蓄食はコスト面を考えると、長期保存できる非常食の他に、普段食べている缶詰やレトルト食品など、日常的に消費しながら食べた分を買い足していくローリングストックが推奨されています。

阿部さん「沖縄は本土よりも備え必要」/宮平さん「自助の意識で日頃から備えを」

株式会社スズシゲ
阿部 元則さん

あべ・もとのり/沖縄営業所所長。防災用品や非常食、保存水の開発・販売など防災事業を手掛ける。防災業界に携わり35年

合同会社MIYA CREATE.
宮平 辰義さん

みやひら・たつよし/2023年に那覇市消防局を退職し、合同会社MIYA CREATE.を設立。防火・防災活動支援事業を手掛ける

包装と味で心の栄養も

鮮やかな赤やゴージャス感のある金色のデザインで、見ただけで元気になるパッケージ

ナンポーの備蓄食への思いや特徴は?

小禄 弊社はこれまで、観光土産菓子を中心に製造・販売してきました。しかし、コロナ禍で観光客が激減し、売り上げも大幅に落ち込みました。そんな中、お菓子を購入して支えてくださったのが、多くの県民の皆さまでした。「今度は私たちが、県民の皆さまのお役に立ちたい」。その思いから、備蓄食の開発に取り組みました。

砂川 能登半島地震の発生後、弊社代表が現地を訪問して話を伺ったところ、備蓄食には「温めないとおいしくない」「ゴミがたくさん出る」といった課題があることがわかりました。そこで開発したのが「沖縄黒毛和牛リゾット」=写真=です。グループ会社が製造する「北谷の塩」を一部使用し、県産黒毛和牛がごろごろと入っています。被災時にも貴重なタンパク質やミネラルを補給でき、温めずにそのままでもおいしく召し上がっていただけます。

沖縄黒毛和牛リゾット ビーフカレー洋風・すき焼き風

県産の黒毛和牛と国産米を使った、ビーフカレー洋風リゾット(左)とすき焼き風和風リゾット。「北谷の塩」を一部使用。袋がそのまま器になり、ローリングストックにもおすすめ

宮平 今は防災用品も進化していて、ガスや電気が止まっても水だけで食品を温められるパックもあります。セットで備蓄できるといいですね。

阿部 近年は大手企業もリゾットの商品を出してきています。アルファ米などの既存の商品の味も進化してきていると感じます。「非常食=まずい」というイメージがあると思いますが、おいしさも重視されるようになってきました。

小禄 避難所では、慣れない環境のなか身内以外の方々と大人数で寝食を共にするなど、不自由でストレスのかかる生活が続きます。だからこそ、弊社の備蓄食は、体だけでなく「心の栄養」も大切にしています。おいしさはもちろん、ナンポーらしくパッケージも色鮮やかにし、目にしたときに少しでも笑顔になれたり、元気が湧いたりするようなデザインにしました。

砂川 味に関してはフレンチの川越達也シェフに監修をお願いしました。長期保存には長時間の加熱処理が必要になりますが、それによって肉が溶けてしまわないように、原料に牛のすね肉を使うことで、歯ごたえとうま味をしっかり残しています。

小禄 リゾットのほかにも、ビスケット「+TASUTO7(たすとセブンビスケット)」=写真=を開発しました。被災時は栄養の偏りや口内環境の悪化などがみられると知り、被災時に不足しがちな栄養素を補うことを考えました。これまでのお菓子づくりの技術を生かしておいしさと食感にこだわっています。

たすとセブンビスケット チョコ味・豆乳味

災害時に不足しがちなカルシウムとマグネシウムを手軽に補給できる「たすとセブンビスケット」。フレーバーは豆乳とチョコ味で、「北谷の塩」で味を整えている

砂川 開発では、保存性とおいしさの両立を大切にしました。「沖縄黒毛和牛リゾット」は、温めずにそのままでもおいしく召し上がっていただけるよう、味や食感に工夫を重ねています。

阿部 行政の備蓄では、食物アレルギーに配慮したアレルギー物質を使用していない食品が選ばれることが多いですね。非常時に、一人ひとりのアレルギーを確認しながら配布するのは大変ですから。

小禄 一方で、家庭では家族のアレルギーや好みを把握したうえで、自分たちが食べたいものを備えられますよね。企業でも、アレルギーに配慮した食品と、おいしさや好みで選べる食品の両方を用意しておくと、選択肢が広がりますね。

阿部 備蓄食には、さまざまな選択肢があるといいですよね。企業や家庭でも、食べる方のアレルギーや好みに合わせて選ぶことが大切です。ナンポーさんの「おいしさへのこだわり」は大きな魅力ですし、備蓄食の選択肢が広がることにもつながると思います。

砂川 災害時だからこそ、おいしい食事で少しでもほっとしていただきたいですね。県産の塩や黒毛和牛など、地元の原材料を生かした備蓄食づくりを通じて、備えることの大切さを沖縄から発信していきたいと考えています。

宮平 弊社は県内の行政や企業に備蓄品の販売をしていますが、なるべく県内の商品をメインに提案しています。ナンポーさんのような県内企業が備蓄事業に取り組み、商品の流通が活発になれば企業にノウハウが蓄積され、生産性が高まります。そうなれば災害時に沖縄が孤立しても、県内企業の在庫から備蓄品を確保することにつながると考えています。

砂川さん「沖縄から発信する備蓄事業」/小禄さん「県民の皆さまに役立つ商品を」

株式会社ナンポー
砂川 美由紀さん

すながわ・みゆき/卒業後、パティシエとして30年にわたり菓子づくりに携わる。2022年に工場長に就任。工場運営とともに、備蓄食をはじめとする商品開発に取り組む

株式会社ナンポー
小禄 百合香さん

おろく・ゆりか/2021年入社、26年に営業部部長に就任。法人や県外営業、自動販売機事業を担当し、販路拡大に取り組む

記事と商品に関する、お問い合わせは

もっとお菓子を楽しもう・・・!
株式会社ナンポー

〒900-0002 沖縄県那覇市曙3-21-2
電話 098(867)7902

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