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2020年2月27日更新

感染症の予防法|予防のカギは こまめな手洗い

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新型コロナウイルスの感染者が県内でも確認され、感染症の予防法が気になるところ。県医師会の宮里達也さんは「インフルエンザなどの予防も、まずは手洗い。マスクが入手困難な場合は手作りの簡易マスクを使ってみては」と紹介する。

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せっけん使い、指の間まで

新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザやノロウイルス、食中毒など感染症はいくつもある。

県医師会副会長の宮里達也さんは「新型コロナウイルスは、菌が付いた手で食事をしたり、目や鼻を触るなど、人の手を介して体内に入る可能性があると考えられている」と話す。さまざまな感染症のリスクを下げるには、「しっかり手を洗うことが役立つ」と言い、せっけんを使い、指の間まで丁寧に洗うことがポイントのようだ。「特に外出先からの帰宅時、食事の前後などはこまめに洗いましょう」



マスクの使用方法でも注意点があり、「マスクの表面には菌が付いている。外す際には、耳に掛けているゴムの部分を触って」と説明。また、マスクをあごにずらす行為も「菌が広がる可能性がある」という。「マスクはせきなどの症状がある場合、他人にうつさないために使用するのが本来の役割。病院を受診する際には他の人にうつさないようにマスクを使用してほしい」

マスクが手に入らない場合は、「手作りの簡易マスクの使用も検討してみては」との提案も=下参照。

そのほかにも、菌が侵入した密室で過ごすことを避けるために、室内の換気も対策の一つ。自宅では寝具をこまめに取り換えるなど「清潔な環境で生活することが感染症予防の第一歩」と紹介する。

「新型コロナウイルスへの感染が疑わしい場合、まずは保健所に連絡を。病院を受診する前にも電話で連絡することで感染拡大を防ぎやすくなる。パニックにならず、適正な情報収集を心がけてもらいたい」と呼びかけた。




沖縄県医師会 副会長 宮里達也さん


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編集/比嘉知可乃
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第1700号 2020年2月27日掲載

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比嘉知可乃

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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
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