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2019年11月14日更新
[うちのこ自慢]ネムと三浦慈音(じおん)さん
[うちのこ自慢 vol.8]
公園で子猫を保護した三浦慈音さん。「ネムは家族の一員」といたわり、弟と協力して日々の世話をしっかり行う。両親でミュージシャンのsoluna(ソルナ)の2人も「ネムは癒やしと学びを与えてくれる」と笑顔で話す。
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家族の車も足音も覚え、いつも玄関でお迎えするネム。取材日は初めて両親の営むダンススタジオに来て興味津々=浦添市のスタジオ・Salud(サルー)
玄関で家族お迎え
ネム(6カ月、オス)は、まだ目も開かない生後1週間のころ、公園の木の下に居たところを保護された。
その日、中体連で野球部の応援に来ていたという三浦慈音さん(12)は、「たった1匹だけで、周りを探しても猫は全然いなかった。誰かが捨てたのかなって。最初に見つけた友達は猫が飼えなかったので、僕が連れて帰ることにしたんです」と振り返る。
母親の美樹さんと一緒に知人のアドバイスを受け、すぐに動物病院を受診し、世話の仕方などを教わった。父親の慎司さんとの約束で、ネムは1週間後に三浦家の一員となった。慎司さんは「かわいいから飼う、のではなく、命を育むという、とても大切な責任が伴うことをしっかり考えさせたかった」と話す。
慈音さんは餌やトイレの世話などを弟の伶音さん(れおん、8)と一緒に曜日ごとの当番制にして行っている。「ネムは賢いけど、たまにドジをして面白い。学校で疲れて帰ってきてもネムを抱っこしたら心が穏やかになります。ネムを保護した友達も『ネムどんな?』って聞いてくる。ネムの写真をあげたら玄関に飾ってあるって言ってました」。
たくさんの優しい目がネムの幸せを見つめている。
睡眠&ご主人とパチリ
ネムという名は「眠っているときが一番、幸せそうだから」と慈音さん。「ネムは毎晩、僕のそばで寝ています」とほほ笑む
保護当時のネムと伶音さん。兄弟の様子に「自分より弱い者や命をいたわる気持ちを感じてうれしい」と両親も喜ぶ
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コトラ(左)、ナナ(右) 種類・チワワ(コトラ)、ミックス(ナナ)
愛犬コトラのお嫁さんにと新たに家族になったナナちゃんとツーショットだよ!
(匿名希望)
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取材/赤嶺初美(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』うちのこ自慢<8>
第1685号 2019年11月14日掲載
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