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2019年11月14日更新

11月中旬までに口座開設を|女性のイマドキ!マネー術[8]

文・岡田有里(ファイナンシャルプランナー)

まだ間に合う! 2019年のつみたてNISA

令和元年はマネーに強くなりたい!と思っていたけど、気が付けば今年も残り少なくなり焦りを感じる季節となりました。2019年も残り6週間ですが、急げば間に合う2019年のつみたてNISAについてご紹介します。

つみたてNISAとは月額1000円の少額から積み立て投資を非課税で出来る制度です。2018年1月にスタートし2037年まで続くこの制度では毎年40万円上限で対象の投資信託を購入可能で、購入後20年間は売買利益が非課税になる仕組みです。ちなみに、株や債券を特定口座で購入すると売買利益や配当に約20%の税金が課されるので、将来の資金を投資運用で準備しようと思うなら、つみたてNISAの利用を検討すると良いでしょう。

つみたてNISAの利用に必要な専用口座の開設は3~4週間ほどかかるため11月中旬頃までに開設申請を行えば12月中につみたてNISAの利用を開始できる可能性は高いと思われます。冬のボーナス利用も含めて2019年内にスタート希望の場合は急いで行動しましょう。


つみたてNISAの賢い使い道

つみたてNISAは時間をかけてコツコツと積み立てるタイプの資金作りに適しています。図①を例に、上のつみたてNISAに向く使い道①~③を見ながら、車購入、教育費の追加、老後資金について、それぞれ現金だけで積み立てた場合と、つみたてNISAで積み立て運用した場合とを比較してみましょう。運用結果は確約されませんが、資金計画に投資運用を組み込むとより多くの達成感や幸福感を得る可能性が広がります。そのためにも、資金計画は預貯金と投資運用額のバランスを取り、無理のない計画作りを行うことが大切です。

いずれの資金目的も、運用効果を安定させるために10年以上先を目標にすることをお勧めします。例えば教育資金なら、貯蓄や学資保険などで確実なベースを作った上で追加部分につみたてNISAを利用するなどして、お金が必要なタイミングに運用結果が届かず資金不足を起こさないように気を付けたいものですね。


[つみたてNISAの賢い使い道 ①〜③]







※運用における将来の傾向、数値、運用結果などを保証もしくは示唆するものではありません。


モチベーションを上げるには?

自分の未来のために投資運用に挑戦する目的が思い浮かびましたか? 車購入、教育資金、老後資金など「△△年までに〇〇資金を貯める」と願望を明確に設定する事でモチベーションがアップし、達成感も上がります。「お金を増やしたい」という漠然とした感覚から脱出して2019年内に目的・目標を設定して積み立て運用の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?


[つみたてNISAで投資積み立てに向く資金]



おかだ・ゆり/ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業を経て沖縄へ。女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動
 

『週刊ほ〜むぷらざ』女性のイマドキ!マネー術
第1685号 2019年11月14日掲載

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岡田有里

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ファイナンシャルプランナー。ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業に就職し海外勤務を経験し、2000年に沖縄へ。「私の未来に安心を!」をテーマに、女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動。

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