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2019年9月12日更新

[うちのこ自慢]マンゴー&ブッキーと許田エミさん

[うちのこ自慢 vol.6]
台風前の不安を抱えた日、愛猫が小さな野良猫をひろってきた。そんな驚きのエピソードを話すのは、結婚式やイベントの司会、CMなどで活躍する許田エミさん。「猫がいるから笑顔になれる」とほほ笑む。


本当の兄弟のように寄り添うマンゴー(右)とブッキー=許田さんの自宅
 

猫が猫を拾ってきた

ブッキー(オス・1歳)は隣の空き家を根城にする野良の子猫だった。ガリガリに痩せていて、許田さんが餌を与えても警戒心が強く、保護したくても近寄ることさえできない。マンゴー(オス・2歳)は自宅を抜け出してはブッキーのそばへ行き、「うちにおいでと語り掛けているようだった」と話す。

台風が近付いていた昨年のある日、マンゴーがブッキーの首をくわえて帰ってきた。マンゴーは小さいブッキーを抱くようにして眠り、体をなめてかわいがった。今ではマンゴーより大きくなったブッキーだが、甘えるしぐさは変わらない。最近、2匹の保護猫が増えた。かわいがるマンゴーを見て、「ブッキーがやきもちしている」と笑う。

黒猫のタンゴとヤマトはやんちゃ盛り。「毎日、運動会やプロレスが開催されている」とにぎやかだ。「猫たちの存在があるから笑っていられる」と話す許田さん。20年以上、家族の介護をしており「一昨年は長年介護してきた叔母が亡くなった。猫たちがいなかったら、私はずっと落ち込んだままだったと思うんです」と話す。

愛猫たちが仲良く遊び、寄り添いながら、日々見せる愛らしい姿は、許田さんに幸せと前を向く力を与えている。
 

新たな家族&ご主人と


許田さんはずっと犬派だったが、猫のかわいさにすっかり魅了され、今では地域猫を含め7匹の面倒を見ている
 


許田さんの愛猫4匹は全て保護猫。最近、オスの黒猫兄弟、タンゴ(左)とヤマトが新たに家族となった
 


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レオ(種類・雑種)
品があって白の毛並みに茶色のしまがあり、目はブルー! ハンサムで賢くて愛嬌バッチリ。もうメロメロ☆とっくん(名護市)


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取材/赤嶺初美(ライター)
『週刊ほ〜むぷらざ』うちのこ自慢<6>
第1676号 2019年9月12日掲載

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