企業紹介
2019年1月31日更新
CEOキッズアカデミー那覇教室 講師の野原真麻さん|経営者思考 遊びで学ぶ
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.228
2018年12月に開校したCEOキッズアカデミー那覇教室。「遊びながら学ぶ」をテーマに、ジュース屋さんの模擬経営などを通して子どもたちに金融学と経営学を教えている。証券会社勤務の経歴を持つ講師の野原真麻さん(35)は「経済の仕組みを理解することは今後の時代を生き抜く力につながる」と力を込める。
経営者思考 遊びで学ぶ
CEOキッズアカデミー那覇教室
講師
野原真麻さん
経済の仕組み 子どもに伝え
Q.どのような教室ですか?
A.ハワイ発のプログラムで、世の中の経済の仕組みを遊びながら学び、経営者思考を養う教室です。「働くとは?」から始まり、「商品の値段の決め方」「値段の違い」など、身近なテーマから経営学や金融学に触れます。
さらに、自分の意見や考えを形にする、買い手の気持ちやニーズを考えてビジネスチャンスの視点を学ぶ、といった力も身に付きます。グループで意見を出し合うので、コミュニケーション力も鍛えられますよ。
Q.なぜこのような教育が必要だと考えますか?
A.金融や経営、ITのスキルは、自分のアイデアや夢の実現可能性を高め、新しい価値を生み出す上でも力になるものです。一番大事なことは、自分が何をしたいのか、それをかなえるために必要な学びは何か、それが誰の役に立つか、を考えて行動すること。そうしたことを学べる場を提供したいと思っています。
インターネットなどの普及で働き方やお金の稼ぎ方が変わり、経済の知識やビジネスチャンスを見極める「視点」がより重要になっています。しかし、日本は他の先進国と比較すると「お金の教育」が弱いと言われます。
当教室のプログラムで経営者思考を養うことで、時代に柔軟に対応できる「生き抜く力」が強化されると考えています。
Q.今後の目標は?
A.現在は県内の小中学校でも特別授業を行っており、より分かりやすく伝えるため、子どもたちの声や学校教育関係者のアドバイスを参考にして、常に授業はブラッシュアップしています。
今後は数日で集中して学ぶ短期教室も検討中です。独自のプログラムを教えられる講師を増やし、小中学生だけでなく高校生や大学生など多くの人に経済の仕組みを分かりやすく伝えていきたいです。そして、一人一人が自分で自分の人生をしっかりと決められる手助けになればうれしいです。
県内の小学校で特別授業を行う野原さん。分かりやすく伝えることを大切にしている
「おやこでメルカリ体験講座」
CEOキッズアカデミー那覇教室では、フリマアプリの「メルカリ」を通して親子で経済の仕組みを学ぶ講座の参加者を募集中。開催日は2019年2月9日、16日、3月2日のいずれも土曜日で3日間。時間は13時~15時30分まで。費用は3日分で1組1万円(材料費、税込み)、売りたい物を持参して参加。10組限定で、定員に達し次第締め切り。
<問い合わせ>
CEOキッズアカデミー那覇教室
098‐960‐1723
『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<228>
第1644号 2019年1月31日掲載