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2018年8月9日更新
[ペットと暮らす]きわみ鍼灸マッサージ 京極美帆さんとコタロウ
ペットとわたしの暮らし方「いつもいっしょ。vol.96」
北谷町美浜で女性専用の治療室「きわみ鍼灸マッサージ」を営む、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の京極美帆さん(41)。自宅で一緒に暮らす、うさぎのコタロウは「弟みたいな存在」と目を細める。
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京極さんが「ツンデレ系」と評するウサギのコタロウは、「ベタベタしない、良い距離感が心地よくて弟みたいな存在」と話す=宜野湾市
心安らぐ弟的な存在
日本体育大学を卒業後、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の免許を取得。治療院やスポーツジムで人々の体に向き合ってきた京極さん。ビーチバレー日本代表のトレーナーとしてワールドツアーを回る大仕事を終えたとき、「生活に癒やしが欲しくなった」と、ペットショップでひとめぼれし飼うことにしたのが、ウサギのコタロウだ。「他の子は活発なのにコタロウだけベターッとのびていて、そんなやる気のない雰囲気が気に入った」と笑う。
子どものころ、東京の実家では金魚、カメ、ハムスターなどがいたが、本格的に飼うのはコタロウが初めて。ペットショップの店員にいろいろ教えてもらいながら、ペット生活を始めた。
「2年前に独立し、仕事が大変で心がギスギスしたときもコタロウに癒やされました。最初はコタロウ相手に愚痴をこぼしていたんですけど(笑)、コタロウに悪いなと思い、愚痴をやめました」。その表情は穏やかな日々の流れを想像させる。
「ウサギは9年たっても分かりにくい。だから面白い。話題が増え、患者さんとペット談議に花が咲くこともあります。東京の母も時々コタロウに会いにくるんですよ」
沖縄に住んで15年。コタロウの存在は生活を彩り、周りの人々にも安らぎを与えている。
得意ワザ&ポーZoo
ひんやり床が好き
クッションの端にあごを乗せ、気持ち良さそうなコタロウの表情は、京極さんのマッサージを受けた後の様子。プロの技は人間だけでなく、動物にも伝わるよう。
DATA
☆名前・性別・種類
コタロウ・オス・ロップイヤー
☆年齢
9歳
☆体重
1.8kg
☆何代目
1人暮らしをしてからは初代
☆好きな食べ物
ふだんはウサギ専用フードとわらを食べているが、特に好物なのが、リンゴやイチゴなどの果物類。他にもキャベツ、レタス、小松菜、ニンジンもよく食べる。
☆好きなこと
走り回ったり、飛び乗ったりすること。「おもちゃを買い与えても全く興味を示さなかった」と苦笑する。
☆好きな場所
定位置はフローリングの床
☆苦手なこと
外出すること。ゲージの中に入ること。以前、瀕死の状態になり、病院に連れていったとき以来、ゲージに入れたり、車に乗せたりするとすごく嫌がる。
☆困ったクセ
化粧用品のパフや輪ゴムなど、柔らかくて弾力のあるものをかじってしまうこと。
はい!チーZoo
ロッキー
おかえりなさ~い♪ 待ちくたびれたワン!
匿名希望(うるま市)
■種類・雑種 ■性別・オス ■年齢・6歳
『ペットの写真募集』
携帯電話で撮影した写真は、大きめの画像サイズで。住所、氏名(紙面ではイニシャルか姓だけか匿名か希望を)、連絡先、ペットの名前、種類、オス・メスの性別、年齢、50文字以内のコメントを添えて h.home.jht@gmail.com までメールを。
ライター/赤嶺初美
『週刊ほーむぷらざ』ペット生活。いつもいっしょ<96>
第1620号 2018年8月9日掲載
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