[彩職賢美]一般社団法人 ガールスカウト沖縄県連盟 連盟長 仲地 輝美さん|子どもとともに行動する女性へ|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|上運天歯科矯正歯科

わたしらしく

彩職賢美

2015年8月27日更新

[彩職賢美]一般社団法人 ガールスカウト沖縄県連盟 連盟長 仲地 輝美さん|子どもとともに行動する女性へ

「引っ込み思案だった私を変えてくれたのがガールスカウト活動」。生き生きした表情で語る一般社団法人ガールスカウト沖縄県連盟・連盟長の仲地輝美さん(64)。ボランティアなどを通して「考える力」を育み、「行動する女性」の育成を目指す。県に支部ができてことしで60年。「ガールスカウト活動の魅力をPRし、仲間を増やしたい」と、積極的に行動する。


 

発足60年 会員増に力注ぐ

ガールスカウト活動続ける
一般社団法人 ガールスカウト沖縄県連盟 連盟長

仲地 輝美さん


ガールスカウトは1910年、イギリスで組織化され、現在では世界146カ国、約1000万人の会員がいる。沖縄県はことしで結成60周年を迎えた。集会は「旗に礼」から始まる。そのポーズは3本の指を立てるもの。「人のために役立つことを心がけるなど、ガールスカウトの三つの『やくそく』を意味している」と仲地さん。「活動はボランティアやキャンプといったイメージが強いが、それには目的がある。自分のことは自分でできるようにして、他人の幸せを願い、それを実現できる『行動する女性』を育てるため」と話す。

活動で大切にしているのは「自分で考える力を育てる」こと。たとえばキャンプ。ほとんどの物がお金を出せば買える時代だが、限られた物を使いこなす工夫をしなければ作業が進まない。「できないと、投げ出しそうな子もいるが、『どうしたらいいか考えて』と粘り強く待つ」という。「何度か繰り返していくうちに、積み重ねが自分の力となり、続けることの大切さを身をもって体験できる」と強調する。



役員会で打ち合わせをする仲地さん(右から2人目)=那覇市松川=同連盟事務局


もともと引っ込み思案だったという仲地さん。娘や息子たちがガールスカウト、ボーイスカウト活動を始め、当初は送迎だけの関わりだった。会員をサポートするリーダーにと声が掛かり、考えた末、引き受けたのが40代半ばだった。

「子どもたちの活動を見ているといろんなことが学べるし、自分の成長が実感できるような気がした。県内外、国外にも多くの仲間ができた」と、笑顔には充実感があふれる。いつの間にか、引っ込み思案の性格が変わり、積極性も身に付いた。ガールスカウト活動でごみの減量や資源化に興味を持ち、16年前から、南風原町にあるエコマール那覇プラザ棟を受託運営するアースの会のスタッフとしてエコ活動を実践する。

近年の課題は会員を増やすこと。会員は5歳から高校生までと、一般の女性リーダーら。1000人を超えたこともあったが、現在は324人だ。会員の子どもたちからは「視野が広がり行動の幅が広がった」「たくさんの経験ができ、それが社会に出て役立っている」との声が聞かれる。仲地さんは「大人もこどもと一緒に体験活動することで、新たな発見があり成長していける。保護者の方も長い目で見守ってほしい」と呼び掛ける。

県連盟の会報のタイトルは「Girls be ambitious(ガールズ ビー アンビシャス)」。「少年よ大志を抱け」をアレンジした「少女らよ 大志を抱け」という意味だ。「先輩たちがともした灯を絶やすことなく受け継いでいきたい」。仲間を増やし、行動する女性を育てるという大きな志が仲地さんの胸に輝く。



会員はキャンプやボランティア活動を実践=同連盟提供
 

仲地さんのハッピーの種

Q.活動の楽しみは?

子どもたちが楽しそうに活動しているのを見ることです。その笑顔が忘れられなくて活動を続けています。そして、今、4歳になる孫を一緒に活動に連れて行くこと。来年には入団できるので、それも楽しみです。娘もリーダーになって、親子三代で活動できるようになるのが夢です。
 

Q.エコな暮らしとして実践できることは?

私はほとんどティッシュを使いません。不要になった衣類などを小さく切って代用しています。ゴミになる前に、きちんと使い切ってあげることも大切だと考えているからです。周りの人は最初はびっくりするようですが、いつの間にか慣れてしまったようですよ(笑)。ガールスカウトでキャンプをする時も極力ゴミを減らす工夫をしたり、節水を心がけています。


◆ガールスカウト沖縄県連盟
098-851-9006
http://www.gs-okinawa.jp/

沖縄県那覇市松川2-2-16-2F
(火〜木曜日 10時〜17時)
※会員は随時募集中。詳細は問い合わせを。



PROFILE
仲地輝美(なかち・てるみ)1951年、与那原町生まれ。県立高校を卒業後、県内のデパートに勤務し、22歳で結婚。2男2女の母。長女がガールスカウトに参加したのをきっかけに、子どもたちの育成を担うリーダーとして活動。3年前に組織が一般社団法人となり、沖縄県連盟と名称を変更。連盟長に就任した。




週刊ほーむぷらざ「彩職賢美」|輝く女性を応援!
今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明・編集/高江洲千里
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1182>
第1467号 2015年8月27日掲載

彩職賢美

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

キュレーター
ちぃちゃん

これまでに書いた記事:84

元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。

TOPへ戻る