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2016年9月22日更新

沖縄の未来をつくる企業|味処 田舎庵、阜

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.126
味処 田舎庵、阜代表・宮平学さん

自立しながらチームプレー

「ほっ」とできる店に



味処 田舎庵、阜
代表 宮平学さん

うるま市の味処「田舎庵」と宜野湾市の「阜」を経営する宮平学さん(45)。「和食の基本をしっかり守って手抜きをせず、お客さまが来店してほっとできる空間づくりをしたい」と話す。料理人としてのブレることのないこだわりと、経営者として客を迎え入れる視点を大切に、地域に密着した飲食店を展開。大らかで飾らない性格の中にも細やかな心配りを見せながら、笑顔で接客している。

Q.店のコンセプトは。
A.来店して、「ただいま」と言ってもらえるような「ほっ」とする空間づくりです。接客もマニュアル通りではなく、相手に応じた対応を心掛けるよう言っています。
料理はおいしくて当たり前。基本を大事に手抜きをしないことがおいしさにつながると考えています。本土での修業時代、師匠から「自分の目で見て確かめろ」と指導されたこともあり、勝連と平安座の漁港に行き、直接仕入れています。

Q.経営者として座右の銘は。
A.高校時代、ラグビー部に所属していたので、「One for all,All for one(ワンフォーオール、オールフォーワン)」です。一般的にチームプレーの精神を表す「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と言われています。しかし、元日本代表監督の平尾誠二さんは「みんなは『勝利』のために」と解釈しています。その前提条件には、「自立したプロフェッショナルが集まってこそ、その力は何倍にもなり、それが本当のチームプレーで勝利をつかみ取れる」のだということなのです。
 ですから、自立できる人材の確保や育成も大切だと思います。自分が納得できないことはスタッフと話し合い、それを通して仕事をきちんとして、来店者が増えると経営的にも安定し、スタッフも安心して働けるのではないでしょうか。当店から独立したスタッフもいて、はたから見ると「ライバルになるのでは」と心配されますが、互いに切磋琢磨できることの方が私にとってはうれしいです。

Q.今後の目標は。
A.私は経営者としても料理人としてもお客さまやスタッフに育ててもらっていると考え、感謝しています。同じ料理人を目指して静岡で修業している私の長男や社員もいて、スタッフみんなの成長も楽しみです。
現在、さまざまな要望に応えながら、和食を楽しんでもらうため、料理以外にも力を入れています。ドリンクも泡盛、ワイン、日本酒など各種取りそろえてあります。プランも各種充実させ、地元の方に喜んでもらえるような店にしたいと思っているので、スタッフ一同、頑張ります。



いつもユニホームのTシャツを着て、スタッフと和気あいあいと話す宮平さん(右から2人目)/写真


 

月替わりメニューやコース料理も



両店では月替わりで旬の味覚を楽しむことができるおすすめメニューを提供。人気があるのは料理長お任せコースで、1人2,000円~。11月以降は忘新年会プランも登場する。そのほか、定食や単品料理も品数豊富。田舎庵は昼11時30分~14時30分(L.O)、夜17時~23時(L.O.)。阜は夜のみ。
 


田舎庵(沖縄・うるま市)
098-974-6771

(沖縄・宜野湾市)
098-898-6858


<過去の記事>
発信!沖縄の魅力 ー未来をつくる企業ー
 


『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<126>
第1523号 2016年9月20日掲載

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