沖縄の未来をつくる企業｜整体「心躍心笑」

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.122
整体院代表の福島美和さん

プロや学生のトレーナーも

整体でみんなを笑顔に

整体「心躍心笑」

代表福島美和さん

「心躍心笑」と書いて「うきうきわくわく」。店名の通り、笑顔と元気がトレードマークの整体院代表の福島美和さん（38）。沖縄県沖縄市に開業し9年。「整体で皆さんを笑顔にして、指導に力を入れている中高校生たちのスポーツトレーナーも、もっと頑張りたい」。来年の10周年に向けてさらに元気いっぱい走り続ける。

Ｑ．どのような業務ですか？
Ａ．内容としては筋肉を中心にじっくりほぐしていく整体を通して、体のケアをしています。また、個人や団体などのトレーニングの指導や、酸素ドームなどもあります。
私は栄養士の資格があるので、食事面でのアドバイスも行います。体のケアにとって食事は重要ですから。さらに、学生たちにはメンタル面の指導もしています。

Ｑ．来院する方の年代や悩みは？
Ａ．部活動をやっている小中高校生や、60代以上の方も多いです。20代～60代は腰痛、肩こり、疲れなどを訴えてきますが、ストレスが関係しているようです。プロのスポーツ選手も来ますが、基本的にはケアの方法は同じ。ただ、食事の内容に関するアドバイスや食事のタイミングなども含めたアドバイスをしています。

Ｑ．学生の部活動のトレーナーにもかなり力を入れているようですが。
Ａ．沖縄の子どもたちの身体能力は全国でもピカイチ。ただ、体のケアやメンタルの部分が付いてきていないのも現実です。もったいないと思います。
ですから、学生たちには「心も体も一緒にスポーツする」ことの大切さを教えています。実際に部活動の様子を見て、トレーニングの方法、心構え、食事の取り方など指導します。
ただ、見ていて感じるのは親の関与が大きくなり過ぎている点。特に沖縄ではその傾向が見られ、子どもが自分で考える力がないまま育ってしまっているのが現状のようです。どのスポーツもそうですが、試合に出ると自分で判断し、動かないといけない場面があります。日頃から親や指導者の言葉通りに動いていると、いざというときに動けませんから。

Ｑ．今後の目標は？
Ａ．まず、子どもたちへの指導です。4年後の東京オリンピックに向け、沖縄の子どもたちをサポートして行きたいと思います。
もうひとつは離島回りをすること。そこに住むお年寄りのケアをして、店名の「心躍心笑」のように、みんなが笑顔で元気でいられるようなお手伝いがしたいです。