介護
2025年12月4日更新
【PR】入浴もできる半日型デイサービス|合同会社ひとえ 代表の渡久地一太郎さん|しあわせのチカラ 介護編
西原町にある半日型デイサービス「湯~らっくす ひとえ」は、短い時間で多彩なサービスを提供し、特に「入浴サービス」を特化しているのが大きな特徴です。代表の渡久地一太郎さんに、事業の内容や立ち上げた思いを聞きました。
入浴もできる半日型デイサービス

合同会社ひとえ
代表 渡久地一太郎さん
とぐち・いちたろう 介護福祉士として経験を積み、2007年からケアマネジャーの仕事に携わる。13年に合同会社ひとえを設立。居宅介護支援事業を核として、福祉用具サービスも手掛ける。23年に合同会社トリニティを設立し、口腔機能特化型デイサービスひいの、リハビリ特化型デイサービスひいの伊祖店を展開。25年6月に「湯~らっくす ひとえ」を立ち上げる。
利用者のやりたいことをサポート
業務内容を教えてください
入浴やリハビリ・運動をはじめ、リラクセーション(マッサージ機器や足浴など)、レクリエーション(カラオケや手工芸など)といった、主に1日型のデイサービスで提供されるサービスを、半日(3時間)という短い時間で提供しています。といっても、すべてのサービスをこなすのではなく、利用者の方が「入浴をしたい」「リハビリを頑張りたい」など、やりたいことを選んで、その人に合った過ごし方ができます。利用者の選択を尊重し、やりたいことができる喜びや達成感を感じられるようサポートします。
こうしたサービスを短い時間で受けられるので、利用者は疲れを感じにくく気軽に利用できるというのもメリットです。特に男性はデイサービスの利用を敬遠しがちですが、「3時間くらいならリハビリを頑張ろう」と前向きな気持ちで利用される方も多いです。

トレーニングマシンを使う利用者の仲井間さん(左)と管理者の比嘉さん。専門員による個別のリハビリで、自分でできることを増やし生活意欲の向上を図る

足浴とマッサージでリラックス
入浴サービスの特徴は?
半日型デイサービスではあまりみられない入浴サービスを、要支援から要介護の方まで幅広く利用していただけるよう体制を整えています。沖縄のデイサービスで浴槽を設置しているのも特徴。入浴はシャワーで済ます方が沖縄では多いと思いますが、最近は麻痺や神経痛のある方が湯船に入ることで痛みが緩和され、リラックス効果が高いので、ニーズが増えてきています。車いすの方が安全で快適に利用できるように浴槽での立ち座りや出入りをサポートする専用のリフトを設置しています。
また、寝たきり(要介護4〜5)の方を寝た状態のままシャワーで体を洗うことができるストレッチャー(簡易ベッド)を導入しています。
ご家族にとっては、入浴という介護の大きな負担を軽減でき、また、家族に入浴介助をしてもらうことに抵抗がある利用者の方も、介護のプロになら任せられるという心理的なメリットもあります。実際、自宅でお風呂に入るのを嫌がっていた利用者が、デイサービスで入ることができました。


ストレッチャー(上)や浴槽に設置したリフト(下)で寝たきりや車いすの人が安全で快適に入浴できるようにサポート
立ち上げたきっかけは?
私はケアマネジャーとして、中立的な立場で利用者や家族にとって本当に必要な介護サービスを提案したいという思いで、居宅介護支援事業所を立ち上げました。ケアプランを作成する中で、半日型で入浴サービスを提供する、寝たきりの方や要支援の方も利用できるなど、ニーズはあるのに対応できるデイサービスがなかなか見つからないという現場の課題を感じる機会も多く、無いのなら自分たちで作ろう、という思いで立ち上げました。
利用者の反響は?
開所から半年、予想以上のペースで利用者が増えていて、ニーズの高さを実感しています。ありがたいことに口コミで利用される方も多く、友人同士で利用されている方たちもいます。スタッフからも「自分の親を入れたい」「親子で働きたい」という声があり、利用者の満足度やスタッフの仕事のやりがいに手応えを感じています。

仲間やスタッフとの交流も生活のはりに

スタッフの赤嶺主任(右)、西銘副主任
今後の目標は?
スタッフに「福祉の仕事のやりがいや楽しさ」を伝え、自信を持って働ける環境を整えます。私自身はケアマネジャーを育てて、地域との連携を深め、介護に携わる仲間たちと業界を盛り上げていきたいと考えています。
[ホームページ]https://r.qrqrq.com/TndjJGKV
[インスタグラム]https://r.qrqrq.com/gw6otlhc

毎週木曜日発行『週刊ほ〜むぷらざ』
しあわせのチカラ 介護編
第1999号 2025年12月4日掲載














