[企業紹介]葬儀、お墓の価値観が変化|株式会社いなんせ典礼 取締役副社長の前浜政典さん|沖縄の魅力|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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2024年8月8日更新

[企業紹介]葬儀、お墓の価値観が変化|株式会社いなんせ典礼 取締役副社長の前浜政典さん|沖縄の魅力

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.430

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前浜さんは「笑って話せる元気な時に、葬儀やお墓についての希望を聞けるといい。親族が集まるお盆はいい機会」と話す


家族葬が主流
墓じまい増加


株式会社いなんせ典礼
取締役副社長 前浜 政典 さん


葬儀社の株式会社いなんせ典礼は、定期的に葬儀やお墓のセミナーを開く。前浜政典取締役副社長は「お客さまへのアンケートによると、2~3年で葬儀やお墓の価値観が変化。家族葬が主流になり、墓じまいを希望する人やお墓は持たないと考えている人が増えています」と話す。


Q 葬儀やお墓のあり方が、変化しているのだとか。

A コロナ禍で大きく変化しました。一般の方を幅広く呼ぶ一般葬より、身近な方だけが参加する家族葬が増加。弊社では6~7割が家族葬です。通夜や告別式などを省き、火葬のみを行う直葬も増えていて、県内で初めて面会室付き直葬安置室を設けました。

お墓も、後継者や維持管理費の負担を軽くするために海洋葬や樹木葬など自然葬を希望する人が増え、意識が変わってきています。弊社はお客さまへのアンケート結果を基に、ニーズの高まりから「墓じまい」の部署を立ち上げ、永代供養など幅広く相談を承っています。


Q 葬儀と海洋葬のセットプランの人気が高まっているそうですね。

A 海洋葬は散骨ではなく、一般社団法人沖縄海洋墓標会の海に納骨する「さんご葬」を案内しています。沖縄の風化造礁珊瑚で作った墓標に粉末化したお骨を収めて海に納骨、その場所で数カ月かけて海中溶解します。「子どもや孫に迷惑をかけたくない」「海にまいてほしい」という方に好まれています。

乗船体験会では、20人の定員に60人の申し込みがあり、関心の高さがうかがえました。乗船した方から「海への埋葬が可能だと知らなかった」「イメージが変わった」という声をいただいています。

弊社では葬儀とセットになった海洋葬プランを展開。お寺に数十年納骨している方や自宅に遺骨を保管している方からも申し込みが増えています。




体験乗船会で船長の話を熱心に聞く参加者


Q 事前相談は無料なのですね。

A 式場の場所や日程、棺の種類、返礼品など、葬儀後は短時間で決めることがとても多い。家族葬にするか一般葬にするかなどで、親族の意見が分かれるケースは珍しくありません。

事前相談で費用が明確になり、準備するものや流れが見えてきます。問題が起きやすいのは、「故人をどこに安置するか」と「納骨する場所」です。最後は自宅で、と希望するご家族は多いのですが、棺は玄関から出せるか、関係者の駐車場は確保できるかなど、確認が必要です。お墓がない場合は、納骨先も決めなくてはいけません。

事前相談は契約ではないので、できれば笑って話せる元気なうちに2~3社に相談することを勧めます。葬儀は1度きりで、やり直しがききません。心をこめて送るために、どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。



9月15日にイベント

いなんせ会館は9月15日に「秋のお気軽お勉強会&供養祭」を開催。12時~「海洋納骨とは?」、14時30分~「初めての終活」、ほか無料セミナーを行う。ファミリーホールいなんせ(浦添市)にて。要事前予約。問い合わせは、いなんせ会館0120-103-006へ。


株式会社いなんせ典礼
浦添市伊奈武瀬1-7-1
電話=0120(103)006


↓画像をクリックすると、「いなんせの海洋葬」ページに


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<430>
第1931号 2024年8月8日掲載

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