「安心感」ある雰囲気づくり

地域に根差したホテルに

沖縄都ホテル

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マーケティング部リーダー 松本利奈さん

沖縄都ホテルのマーケティング部マーケティングリーダーを務める松本利奈さん（42）は、ホテルの広報活動やイベントなどを手掛ける。県外の短大に進学し、沖縄の良さを改めて実感。「観光客はもちろん地元客を迎える側として働きたい」と、観光業界に入り22年。「お客さまと近い距離で接し、地域に根差したホテルとして多くの方に利用してもらいたい」と柔和な表情で語った。

Ｑ．マーケティング部の仕事内容は。
Ａ．ホテルの広報やパンフレットなどの作成、イベントの企画などです。ホテルの商品はもちろん、全体の業務を俯瞰して考えていく仕事なので、あらゆる部署と関わりながら、営業のサポートや印刷物などを一緒に作ります。
イベントは専門の業者に任せるのではなく、これまでのご縁やつながりを大切にしながら、自分たちで年間スケジュールを組みます。

Ｑ．地域とのつながりも大切にしているようですが。
Ａ．開業から42年で、長年働いている社員も多く、お客さまとのつながりが深い点が当ホテルの特徴です。洗練されたサービスというよりは、フレンドリーで温かみのあるおもてなしを心掛け、お客さまからも評価をいただいています。
地域との関わりのひとつにチャペルコンサートの開催があります。7月24日（日）には「大人が楽しむ読み語り」といったプロを招いた朗読会がありますが、それ以外にも地域の皆さんに利用してもらっているのです。例えば、老人会やサークルの発表会、県立芸大の学生のコンサートなど、地域貢献という意味も込めて15年間続けてきた活動です。
そのチャペルコンサートも95回を数え、年内には100回を達成できると思います。利用は口コミで広がっており、地域の皆さんとつながることができてうれしいですね。

Ｑ．４月からレストランで新たな試みをしていますね。
Ａ．カフェレストラン「アヴァンセ」では月替わりでビュッフェを楽しめるようにしました。さらに、ディナー料金もお安くし、多くの方に利用していただけるよう工夫を凝らしています。
さらに、従来の火曜日のレディースデー、ディナービュッフェとフリードリンクセットのプランなども好評です。
当ホテルを利用していただいたお客さまが、いつ来ても「変わらぬ安心感」を感じられる雰囲気づくりを心掛けていきます。


プロのコンサートから地域で活動するサークルの発表会まで幅広く利用されているチャペル／写真

華やかビュッフェが登場

カフェレストラン・アヴァンセでは月替わりのビュッフェを提供している。7月はカモや豚肉、ホタテなどを使った「カジュアルフレンチ」、8月は子どもも楽しめるチキンのから揚げやパスタ、ハンバーグが登場する「サマーファミリービュッフェ」となっている。ランチは平日が大人1850円（土日祝は2100円）、小学生870円、幼児（4～6歳）460円、ディナーは平日が大人2200円（土日祝2500円）、小学生1200円、幼児600円。
 

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沖縄都ホテル 代表
098-887-1111
http://www.miyakohotels.ne.jp/okinawa/


＜過去の記事＞
発信！沖縄の魅力 ー未来をつくる企業ー
 

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『週刊ほーむぷらざ』発信！沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー＜116＞
第1513号　2016年7月14日掲載